地元の仕事。
近所の本屋でのイベントで出会ったコピーライターの方と話をしてきました。
彼はぼくと同じ大学で、歳も近かったので、イベント会場で声をかけました。
ぼくは地方から東京に遠距離の通勤をしていて、コピーライティングの仕事をしています。一方の彼は、地元の仕事を中心に活動していて、つい先日フリーになったばかりです。
大学や地元の話もしましたが、大部分を占めたのは仕事の話。
彼の仕事の話を聞いてみると、クライアントは友人や顔見知り、少なくとも決定権のある人物に企画を提案しているようでした。
ぼくの仕事だと、ぼくは大手代理店のグループ会社から仕事を受けています。そのため、ぼくらが提案するのは製作会社のCDであって、直接商品を作っている得意先と会うことはめったにありません。
また、得意先も大きな企業なので、窓口担当者が了承していた案が、上司の一存で一からやり直すことも、ちょこちょこありますし、急に理解しにくい変更指示が伝えられてくるのは、しょっちゅうです。
どちらが個人として納得できる働き方かといえば、間違いなく友人の彼が地元でやっている仕事の方だと思います。
それなら、お前も地元の仕事を中心に働いていけばいいじゃないか、とお思いでしょうけど、ぼくの欲しいだけのお金を稼げるだけの仕事があるかは分からない。これまで本気で地元で仕事を探していたかというと、そうでもない。
妻と小さな子どもがいることを理由に、臆病になっている自分に気が付きます。これはちょっとカッコ悪いですよね。子どもをダシにするとか最悪。
今後、どういう働き方がしたいのか、それを考えて真剣に検討する時期がきています。
おわります。
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