もし、夏目漱石が国語テストの解答を見てくれるなら。
夏目漱石の作品が、国語テスト問題の題材によく取り上げられます。もちろん問題作成者は、夏目漱石とは別の人。そして国語テストの問題や採点に不満を持った生徒が、国語の先生と口論になることも。
「夏目漱石の意見を聞いて見たい!」
もちろん故人から意見を聞くことはできません。叶わない願望です。多くの学問の分野で、「問題作成者」とコミュニケーションをとることは、めったにないこと。まして「題材となる人物」となると「夏目漱石から意見を聞く」ようなもの。叶わぬ夢です。
しかしnoteをやっていて、経営学の学問分野で「題材となる人物」からテスト解答に対するコメントを頂きました。しかも、このテスト問題は厳正な国家資格の試験問題。中小企業診断士の試験問題です。
特に「本当の答えは、模範解答とは違うような・・・」やはり経営学は面白いですね!もし10年前、私が資格予備校で講師することになっていたら、間違った模範解答で授業していたらと思うと、何だか滑稽に見えてきます。「生きた学問」の面白さを再認識しました。
ちなみに出題された平成22年(2010年)の試験問題と、私が受験直後、自己採点をするために取っておいた、当時のメモが残っていましたので掲載します。2010年の受験直後、自己採点をするために取っておいた再現答案のメモを小林さんにご覧頂くなんて、夢にも思っていませんでした。なお、問題文中の「B社=スーパーやまと」であり、「社長=小林さん」です。
ところで今回、「生きた学問」の面白さを再認識しましたが、みこちゃんの2022年7月の記事『教養と自己啓発の違いについて』を思い出しました。
例えば、冒頭の夏目漱石の文学等、学術的な分野で学ぶ「題材」は歴史上の偉人で、既に亡くなった人。その故人がどのように考えたか「本当の答えは本人のみぞ知る」です。
私は「自己啓発」は好きですが、「教養」はどうも苦手です。この点、「題材」が今現在ご活躍されており、しかもnoteで投稿されている。こうしてnoteを読んだり、投稿している瞬間が楽しいです。
みこちゃん、気付きをありがとうございます。
小林さんも、以下の通りコメントされています。励みになるお言葉です。
お話は以上ですが、最後補足までに『おまけイラスト』をご紹介します。
小林さんがB社社長で登場された2010年の試験で、私は中小企業診断士の試験に合格し、あれから10年以上、コンサルの実務に携わってきましたが、最後に、コンサル業「あるある」をご紹介します。
コンサルが経営者を「どのように支援できるか」が重要になってきます。自戒の意味でも描きましたが、支援の仕方がマズいと「ただの人生相談」になってしまうんですよね・・・。
<以上となります。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。>
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