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租税教室②:note読み切り!実況中継

 本日、都内の小学校(6年生)を対象の租税教室に参加させて頂きました。子供達へのお金・税金の教育って大切ですよね!?で、租税教室の内容の”一部”を実況中継風にご紹介するのが今回のnote記事です。対象は小学生高学年~中学生ですが、この年代のお子様がいらっしゃる方には、読み聞かせ頂けると嬉しいです。なお表紙や記事中のイラストは日本税理士会連合会のHPから引用・一部改廃のうえ使用させて頂いています。・・・では実況中継、始めていきましょう!

”ここでは、日本にはどのような税があるか、ライフステージに沿って紹介していきます。改めまして、税理士の稲垣です。今年45歳になり、この年になると「夢のマイホーム」購入に向け、検討中です。”

(児童生徒:”へぇ~、45歳かぁ~”)

”家を購入した際にも税金がかかるんですよね。固定資産税です。”

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”おっと、オジサンの夢の話はさておき・・・。皆さんもあと6年ほどで18歳。選挙に行けますよね。あと18歳になると運転免許も取得できます。で、自動車を購入する際にも税金がかかるんですよね。”

(児童生徒:”自動車税!”)

”そう、正解!更に2年後の20歳になると・・・。”

(児童生徒:”お酒が飲めるようになる!!”)

”そうですよね。20歳からお酒やたばこを購入した人に、酒税・たばこ税が課税されます。)

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”この年齢になりますと、皆さんの中でも学校を卒業して働く人も出てくると思います。先生は今は都内の会社で働いていますが、20代の頃は大阪に住んでおり、ラーメン屋で社会人生活をスタートしました。支給された給与に課税されるのが、所得税です。また当時、住んでいた大阪市内に収めていたのが市町村民税になります。

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”ところで、小学生の皆さんも既に納めている税金があります。買い物をしたときにかかる・・・”

(児童生徒:”消費税!”)

”そうですよね。ちなみに消費税は、行先は国税と地方税の二つあります。”

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”先生は、30歳手前で、今まで勤めていた大阪のラーメン屋を辞めて、今勤めている都内の会社に転職しています。ひょっとしたら、皆さんの中でも転職、更には自分で会社を作る人も出てくるかもしれません。会社を作って、事業を始めた際に納める税金が、法人税・事業税です。”

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”最後に、寿命を迎えた時、残された家族に財産が相続されるときにも、相続税が課税されます。

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”これまで10種類の税金を紹介してきましたが、日本の主な税金の種類は何種類あるでしょうか?”

(児童生徒:”うーん・・・倍の20種類かな・・・??”)

”実は、主な税金の種類は50種類あります。これまでいくつもの税金の種類を紹介してきましたが、今は無理して暗記等する必要はありません。皆さんのライフステージに合わせて50種類もの税金が課税されるというイメージで十分です。更には皆さんが将来、「そう言えば、租税教室の時に様々な税金を教わったよな」と思い出してくれればうれしいです。今日の授業はこれまで。お疲れさまでした。

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<以上となります。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。>

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