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第4回:大人も学びたい!中学生からの租税教育

 今回は、『国税4法の基礎知識 ③消費税・法人税の概要 と小括』についてお話いたします。一緒に楽しく勉強していきましょう!

 前回まで所得税・相続税を見てきましたので、次は消費税・法人税を見て行きます。

 消費税・法人税は簿記の知識が必要になります。簿記は500年以上前から存在します。ルカ・パチオーリが発明し、ゲーテが絶賛しています。

 簿記一巡の流れを見てみましょう。取引発生の都度、日記帳のように仕訳帳に記入。総勘定元帳と呼ばれる“おおもと”の帳簿に転記してうえで、貸借対照表(B/S)、損益計算書(P/L)を作成します。

 上段の法人税損益計算書をベースに計算しますが、税務と会計とは若干範囲が異なり、損益計算書に相当する別表4を作成します。
 下段の消費税総勘定元帳をベースに計算しますが、得意先から預かった消費税額から、仕入時に仮に支払った消費税額を差し引いて計算します。

 小括です。今回までで国税4法の基礎知識を見てきました。次回から社会科テキストに出てくるような個別論点に沿ってご紹介していきます。
 今回は『国税4法の基礎知識 ③消費税・法人税の概要 と小括』ということで、消費税と法人税の計算の仕組みをお話しました。

<以上となります。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。>

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