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色気づく5歳児[#書く習慣]

来月5歳になる息子が可愛すぎて、朝から悶え死にそうだった。

朝起きるなり、鏡の前に直行した息子。
寝ぼけ眼のまま、熱心に櫛で髪を整えている。

ブラッシングなど必要ない短さなのに、髪をあっちに分けたり、こっちに分けたり。
これまたどうしたものか。

ちょいちょい髪を濡らしては櫛をなでつけ、天皇陛下バリの七三ヘアに整えようとご苦労のご様子。

「○ちゃん、どうしたの?朝から気合い入ってるね」
と尋ねると、

ちょっと間を空けて、

「あのね、Y先生に◯ちゃんカッコいいねってね、あのね…(言われたくて)」

口をすぼめて恥じらう息子。


かーーーわーーーーいーーーーいーーーー!!!!l((((;゚Д゚)))))))
んまーっ!んまーっ!!
んまーっ!どうしましょ!おかあさん胸キュンしすぎて狂っちゃう!あーーもう!!やだ可愛い!!!


息子は担任のY先生に褒められたくて、朝から熱心に髪をセットしていたのだった。

Y先生はぱっちりとした目元に、玉ねぎヘアがトレードマークのイマドキ美人。
21歳という若さも相まって、そのたどたどしさが何とも愛くるしい先生だ。

そう言えば、Y先生に励まされたからと、
吐くほど嫌いなブロッコリーを食べたとか言ってたなぁ。

初恋のお相手は担任の先生なのだろうか?

5歳児と言えど、彼もまた男。
美人には弱いのかしら。

今日は終業式。
(結局普段とは大差ないが)ばっちり整えた髪を先生は気づいてくれるだろうか?


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