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サントーシャ

さて、本日はヨガの話。

新しい繋がりも増え、私からヨガのイメージを感じないという方も増えてきたので、たまにはヨガの話もしましょうね。

ヨガって今でこそ、“健康のため”とか、“身体を柔らかくするため”とか、“汗をかいてすっきりするためにやるもの”って感じになっていますが、本当はそうではない別のゴールがあるんです。

つまり、「健康になること」の先があるんですね。

で、ヨガの目的は何かというと、もう二度と生まれ変わりませんという輪廻の輪から出る「解脱」がゴールなんです。

ゲロゲロー🤮

宗教やん!めちゃめちゃヨガフレイムやん!ってなると思いますが、ヨガってもともと哲学ですからね。がっつりインドという国の根幹にある思想と結びついてます。

分かりやすくいうなら、解脱に至る道をシステムに落とし込んだのがヨガということです。つまりは「How to 解脱」の教科書がYOGAなのです。

で、解脱に至るプロセスが書かれているのが、「ヨガの八支則」というものです。これには解脱するには八段階のプロセスがあるよ~ってことが書かれています。

いわゆるヨガのポーズというのを、この八段階に当てはめると、ステップ3のものなんですね。ポーズをとる前になんと二つのステップがあるのです。

そして、その前段階にあたる、ステップ1とステップ2がいわゆる「戒律」ってやつですね。

ゲロゲロー🤮

宗教やん!めちゃめちゃヨガファイヤーやん!ってなると思いますが、これが結構理に適っているのですよ。

ステップ1には、「やってはいけないこと」が5つ書かれています。
ステップ2には、「すべきこと」が5つ書かれています。

「やってはいけない」と言われると禁止されているみたいですごく窮屈に感じたり、「すべき」と言われると、コントロールを感じて身構えてゲロ吐いてしまうかもしれません。

でも、安心して!そんな時にヒライデがいるから!ヒライデがみんなの感じそうな気持ちを先回りして説明してくれるからっ!!

というのは冗談として、笑

今日は「すべきこと」であるステップ2の中の一つ「サントーシャ(知足)」について一緒に考えていきたいと思います。

サントーシャって日本語にすると「足るを知る」ってことです。よく言われるのは「今あるものに満足すること」なんて説明されます。

そう言われてどうでしょうか?
満足できます?

この資格はとったけど、こっちの資格も必要だとか。
これがあれば仕事がうまくまわっていくとか。
人生が変わるとか、生産性が上がるとか、効率が良くなるとか。


毎日毎日、得ることばかり考えていませんか?
メリットだけを追い求めていませんか?

別により良くなることを考えることがいけないとは言っていません。ただ、それにのまれていつの間にか欠乏感や焦燥感に苛まされているとしたら、中々つらいじゃありませんか。

足りない足りないと思っている時は、思考が未来に向いいる時です。こういう時は焦りの中にいるので、発する空気が周りの人たちの呼吸を焦がしていくのです。

だから、サントーシャというのは、「今すでに満たされていることに気付こう」っというメッセージなんですね。意識のベクトルが未来や過去に向いていて、そこにとどまっている時は業を生みますからね。本来流れているはずのものに逆行したり留まったりすると淀みをうみますからね。

反対に、今ここにあるものに気付いていくと、じわーと心に暖かさを取り戻していきます。だって今この瞬間には、屋根もあるし、お腹も満たされているし、快適な温度だしと数えていくと不安に感じているものは本当に過去と未来にしかないんだと気づいていくはずです。

足りないと思っていればいつも足りない自分が現れてくるだけです。だから、いつも幸せであってくださいというのは、少なくとも今この瞬間の私は大丈夫だったと思い出すことなんですね。そういうことを、このサントーシャは教えてくれているのかなと思いました。

「戒律」と考えると身構えますが、その中にあるものを読み取っていくと、大切なことに気付かせてくれます。

では今日はここまで。
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[内容]
①数の眼
②時空の眼
③身体の眼
④琥珀の眼
⑤創造の眼

かなり面白い内容になっているのでお待ちしておりま~す。

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