平井健 | 金融リテラシー教育研究

『子供にお金リテラシーの教育をするにはどうすればよいか?』ということ調べ、文章に整理し…

平井健 | 金融リテラシー教育研究

『子供にお金リテラシーの教育をするにはどうすればよいか?』ということ調べ、文章に整理してみています。 ライフワークである「人と人を繋げる」活動に勤しむ 鎌倉在住、早朝サーファー

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お金教育後進国を再認識 〜「3歳から始める欧米式お金の英才教育」(前編)

小学生の娘に、将来に使えるお金教育を今のうちからしておくべく、様々な情報を収集して実践をしています。 情報収集は主に書籍からで、娘に読ませる子供向け本の場合もあれば親としてインプットすべき情報収集のための読書もしています。 今回は後者の、親として、お金教育の教育者側として理解しておくべき知識を仕入れようと読んだ本の書評になります。 ただ、今までは書評として本の評価の体で書き留めていましたが、自分ための情報整理という意味合いからすると書評ではなく、内容の要約や自分なりの解釈

    • 金融リテラシー教育は、独自にでも家庭で進めたいと思った 〜【論文】「学校での金融経済教育の経験が金融リテラシーや 金融行動に与える影響」を読んで

      小学生の娘に、将来生きていく上で困る事が少なくなるよう、金融リテラシー教育を家庭で独自に進めようと情報を漁っています。 特に本などの情報をインプットし、ここでは概要や書評としてアウトプットをしていますが、今回は金融リテラシー教育に関する論文を読んで思ったことや論文の概要などを書き留めておこうと思います。 金融リテラシーの教育に関する論文や研究は、調べるといくつか存在していました。 もっとマイナーな分野かなとも思ったのですが、大学を卒業してすぐに(もしくは在学中に)起業し

      • 子供の「やる気」を科学的にマーケティングする 〜「「やる気」を科学的に分析してわかった 小学生の子が勉強にハマる方法」

        小学生の娘に、今のうちからビジネスマインドの種を少しでも持ってもらい、将来の糧してもらえるようなことができないか、日々考え実践(ある意味実験)をしています。 娘に読ませる本、親が実践する上で参考になる本の書評をしてみています。 同じ想い、同じ境遇の方々の参考になれば。 基本的に「子供向け、お金についての解説本」だったり「親子で学ぶお金の知識的な本」を中心に読んで(もしくは読ませて)みていますが、今回は、子供のやる気をいかに上手く引き出せるのかについての本について、読んで感

        • 小学生でもお金の本質に迫れるか 〜「漫画 バビロン 大富豪の教え」

          小学生の娘に「稼ぐ」という知識を持たせることができるか?という親の考えで、どういう本を読ませると知識として身に付くのかを探しながら、書評を書いてみています。 今回の書評は、「漫画 バビロン 大富豪の教え」です。 表紙には、”「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則”とあります。 漫画って書いてあるので小学生(いま小学3年生)でも内容を吸収できるんではなかろうか?と淡い期待を胸に、まずは親である私が読んでみましたが、、結論から言うと、小学生が理解しながら読み進めるにはちょ

        お金教育後進国を再認識 〜「3歳から始める欧米式お金の英才教育」(前編)

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        • 小学生に本でビジネスを伝えるための書評
          7本
        • ファシリテーション&コーチング記事まとめ
          1本

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          憧れ的なモチベーションが上げられるか 〜「学校では教えてくれない 稼ぐ力の身につけ方」

          小学生の娘に、将来サバイバルできるように”稼ぐマインド”をレクチャーできるような本を探し、そんな視点で書評にまとめています。 表紙には「学校では教えてくれない」と書いてあったり、帯には「こども起業力」とあったり、「小学生・中学生・高校生 将来不安はこれで解決」とか書いてあったり、表紙だけ眺めていても「これは小学生の子供でも楽しく読めそうだ」という雰囲気がプンプンしています。 なにより、稼ぐ力の身につけ方っていう言い回しが、将来のサバイバル力をアップさせる期待感がありますね

          憧れ的なモチベーションが上げられるか 〜「学校では教えてくれない 稼ぐ力の身につけ方」

          小学生向けの現代版職業の教科書 〜「週刊 東洋経済 1億人の職業地図」

          小学生の娘に対し、小さい頃からビジネスマインドを学んでもらえるような接し方ができないものかと日々奮闘し、教科書となるような書籍を読んでは読ませる、というようなことを実践し、その書評を書き記しています。 大人向けのビジネス誌である「東洋経済」。 今週の特集が「1億人の職業地図」ということで、「消える仕事、残る仕事」についてまとめられているようなので、もしかして小学生の娘にも参考になるような情報がまとまっているのでは?ということで、早速購入して一読し、娘にも読ませてみました。

          小学生向けの現代版職業の教科書 〜「週刊 東洋経済 1億人の職業地図」

          ”レモネードを売る”体験を読書で習得できるか 〜「ショーバイ・クエスト 大商神伝説★そして繁盛へ」

          自分の小遣いをいかに増やして、好きなものを思う存分?買うことができるようなビジネスマインドが備わるよう、小学生の娘を導いていくための本を探しては読み漁っています。 今回の書評「ショーバイ・クエスト 大商神伝説★そして繁盛へ」は、”まさに子供向け!”な表紙とタイトルに大人の私がグッときてしまい、(初代ドラクエ世代なので、、)思わずジャケ買いしてしまった代物です。 あらすじなどはAmazon様にお任せするとして、ここでは小学生がビジネスしてお金を稼ぐということを知るために、ど

          ”レモネードを売る”体験を読書で習得できるか 〜「ショーバイ・クエスト 大商神伝説★そして繁盛へ」

          教室内で活性化した議論を進めるには 〜付箋利用のすすめ

          クラスを1年間担任をしていると、生徒たちが意見やアイデアを出し合って物事を決めていく場面はたびたび発生すると思います。たとえば、学園祭の出し物決めや遠足のアクティビティを決めたり、イベントごとに遭遇します。 担任としては、それらを活発な議論の場にしたりすることで生徒たちのディベート力も向上できたり、なによりクラスの一体感が作れそうで、腕の見せ所です。 ただこういった場面では、一部の生徒ばかりに偏りがちになったり、大きな声に引っ張られてしまう傾向もあり、担任としてはどこまで介

          教室内で活性化した議論を進めるには 〜付箋利用のすすめ