水島さんの交換日記#80「その男、木口小平」
どうも!
水島ひらいちの涼です!
前回の日記はこちら。
俺は枕が変わると寝過ごすっていう意味わからん体質になっとって、出張でホテルに泊まった時に寝坊して朝慌しくしてしまうんよ。
歴史上の人物で好きな人は?
一番好きなわけではねんじゃけど、結構お気に入りでマイナーな歴史の人物を上げさせてもらうわ。
木口小平なんじゃけど、知っとるかな?
21歳という若さで戦死しとんじゃけど、その死に際が好きでな。
木口小平は日清戦争でラッパ手として活躍した軍人。
ラッパ手っていうのは、起床や集合、戦争時の突撃の合図とか様々なシーンでラッパを力強く吹く役割のことな。
木口小平が所属する部隊には、木口がラッパを吹くと必ず勝てるっていうジンクスがあってすごく重宝されとったんよ。
木口もそれを誇りに思っとったみたいじゃわ。
ある日の戦いで、いつも通り木口小平のラッパの合図で突撃したんじゃけど、敵陣を占領したところで木口の姿が見えなくて体調が探したところ、ラッパを口に咥えたまま絶命しとる木口が見つかったんよ。
喉を銃で撃ち抜かれたのが死因らしい。
ラッパを吹くことが出来んくなっても、最期まで自分の役割を全うしようとしたんじゃな。
昔の小学校の教科書には
「キグチコヘイ ハテキノタマニアタリマシタガ、シンデモラッパヲクチカラハナシマセンデシタ」
っていう彼の勇ましさを称えとる文章もあったんよ。
ちなみに岡山県出身じゃけんそこも推しポイントじゃな。
今は学校の授業ではなかなか習わん人かもしれんけど、よかったら覚えといてや。
〈次回のお題〉
もう若くないなぁと感じた瞬間
まだおっさんではないと信じたい年頃なわけじゃけど、決して若くはないんよな。まぁ昔と変わらんならそれに越したことはねんじゃけど、何か変化とかあったら教えてや。
俺は年々言葉がパッと出てこんくなりょうる気がするわ。あと目がすげぇ悪くなってきとるのもツラいな。
前回の涼の日記はこちら。
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