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何故野球を続けるのか

野球なんで続けてるの?

ふいにこう問われることがあった。

僕は身を退いておきながらなんだかんだ
離れようとせず居座っている。(一応)


現役独立リーグの選手、大学生は余計に言われるこの言葉

皆さんはなぜか考えたことはあるだろうか


ぜひ自分自身に問いかけてほしい。


野球が好き

みんななんでそんなに野球を
続けたいのか。

これにはたくさん理由があると思う。

理屈で考えてしまえば社会で生きていく上で
圧倒的に無駄が多い。

野球でビジネススキルが
上がるわけでもない。

稼げる人も一定数
その中でも生活できるレベルなのは一握り

でもやっぱり野球が好き。

この理由で首を横に振る人はほとんどいない。

勝負の楽しさ、成功した時の喜び、
球場の雰囲気、練習の時間、仲間と過ごす日々

皆小さい頃や学生の頃
こういったことに楽しさを覚えて
野球の道に進んだことだろう。

何かと好まれる


野球やってました!

この一言で好感を持ってくれる人が
意外と多い。

もちろん好まない人もいますが
それでも野球の人が嫌いは中々聞いたことない。

僕も今テレビ関連の会社に勤めているが
野球やってた人が周りにはいないので
野球の人ととりあえず表される笑

アイデンティティの一つとして
相当強いものが野球には宿っているようだ。

これに味を占めている人も絶対いる

広いようで狭い業界柄


野球というスポーツは全国で繰り広げられている

僕もBCリーグに入ってからのチームメイトが
全国に散っていき色んなところで頑張っている。

誰々は誰々の知り合いなどそういったことで
人が繋がっていくことは珍しくない。

人を辿っていくとすぐ自分の身近に
着いてしまうほどだ。

だが意外と情報などは出回らない。

チーム内、運営団体内での契約書内に
情報の扱いについて触れられており
中々情報を吐き出せないことなどもある。

曖昧な口約束が多いこともあり
確信を持てることが内部でも少ないためだ。

そのため内内で話していることが
回ってきたりなどがある。

これには野球以外でもお誘いが
あったりするだろう。

そう言った他にはない話しが転がってくる
この業界は面白いし、選べることが大きい。

野球選手というある意味ブランド化している。

もちろんNPBになればまたそれは
より上のブランドになるだろう。


システムとしての進学、進級


野球は学生では特待として受け入れらることが多い

野球をある程度のところまでやっていると
自然と声がかかる。

その波に一度乗ったことがある人は
そうやって進学できるという認識に陥る。

なので進学、就職のために野球を頑張る。

こういった人が一定数はいる。

順調に進めば企業にも就けるし
NPBもこの道が今のところは1番近い。

ただそこまで行くのにはハイレベルな技術、
人格など完成がある程度必要である。

野球の世界に足を入れたことある人は
ご存じだろうが野球の人はバグった人ばかりだ。

それはいい意味でも悪い意味でも

その人をわかってる人からしたら
可愛い奴だなで終わることも
世間はそうはいかない。

野球以外でのメリハリが上手くいかない

こういった人も一定数いる

これは今のこの野球の進学システムの
存在の弊害だろう。

僕はこのシステムが悪いとまでは思わないが
システムの多さが問題なのかなとも思う。

各大学、高校がそれぞれ力を入れたいと
思ってくれていることは大変ありがたい。

だが、野球に力を入れたいがあまり先走って
教育システム、就業システムの方まで
行き届いていないのだ。

もちろん素晴らしいカリキュラムを組まれていたり
すごく人間味豊かな教育をしているところもある。

が全てがそうではない。

話しが少し逸れるが
野球界は色々と先走りが多いのも事実。

そういった先走りの被害を受けた人もいるだろう。

このシステムは完成されているようで
まだ未完なのだ。

そういった機会がある人はぜひ決め手は
人を見て決めてほしい。

例え未完のシステムであってもその場にいる人を
信じられるのであれば
そこでやる意義はあると思う。


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