浮遊少女

こんにちは。今回もご覧いただきありがとうございます。

8月の個展に出品する作品の紹介です。

タイトル、作品の情景、作者の作品に対する想いの順で紹介しています。

作品の価格と作品の大きさなどの情報は最後に記載しています。

生命の流れのはじまりの場所で
（湛 _a_ 輪廻の湧水）

　森の奥、少女にスポットライトのように暖かな明かりが差し込む。その光は新たな芽吹きのための生命力の象徴。

　浮遊する少女の下に湛えられた水は少女自身の澄んだ心と身体を表し、あたりを旋回するお花はこれからの少女の姿を暗示しつつ優しく守っている。 きれいなお花のように開花する日は近い。

浮遊少女

　浮遊する少女を描くことで、世界が広がりました。

　座りポーズや立ちポーズあるいは俯瞰での寝ポーズでは必ず地面が必要になり、画面構成も固くなりがちです。

　そこで浮遊する人物を登場させるとそこに地面は必要なくなります。本作では水面で浮遊しています。これまでも、魚が空を飛んでいたりと不思議な空間を作ってきたので特に違和感もなく少女も空を飛びます。
　
　世界観の繋がりもさることながら、最も重要な点は“形”です。どんなに深い意味が込められていても作品作りにおいての優先度は画面のかっこよさです。今後も浮遊する少女を描くことで、より自分の求める形に近づけたらいいなと思います。

ちなみにこちらの作品にはある動物が隠れています。とはいえ本人はこちらを覗いており隠れている様子はありませんが（笑）

【作品情報】

タイトル：生命の流れのはじまりの場所で （湛 _a_ 輪廻の湧水）
サイズ：P8 号（455＊333mm）
技法：パネルに油彩
価格：200,000 円 ( 税別 )

作品の購入に関しては私、もしくはGallery MUMONへお問い合わせ下さい。　

GALLERY MUMON
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