【じーじのボヤキ】 ミーちゃん、ケーちゃんは遠くになりにけり!
昨日は、孫がお泊りに来てくれました。春休みもいよいよお終いです。
孫の好きな芸能人は、平野紫耀くんです。
「最近はテレビ見てないから。好きなユーチューバーは沢山いるけど。」だそうで、消極的な選択のようです。
じーじの若い頃には、ユーチューブやSNSはなく、テレビでアイドルを見るのが楽しみでした。
じーじが好きだったのは、山口百恵とピンクレディー。
高校2年生のある日「ピンクレディー宮津に来る!(きたる)」というポスターを電信柱に見つけました。
ちょうどウォンテッドがリリースされたばかりの人気絶頂の頃でしたから、ピンクレディーがどうしてこんな田舎に来るんだろうとは思いましたが、じーじは、その時ある行動に出ました。
ポスターに書かれている主催者の電話番号を控えて電話を掛けたんです。
「宮津高校の2年生なんですが、ピンクレディーのコンサートのポスターを見て電話しました。何かお手伝いできることはありませんか?」
その時は、「今は思いつかないけど、一応、電話番号を聞いておこう。」で電話を切られてしまいました。
しかし、後日、主催事務所の社長という人から電話が掛かってきて、
「ミーちゃんとケーちゃんのどっちのファンだい?」
「ミーちゃんです。」
「会わせてあげようか?」
「えーーーーー?」
てな会話をしたのを今でも覚えています。
電話の後、この社長さんと宮津駅前の喫茶店で会いました。
「体育会系の体の大きなのを20名集めてくれ」ということで、コンサート当日の会場整理係を任されちゃいました。
じーじは、20名のリーダー。
役得なのは、20名の持ち場配置の決定権を握ったことでした。
2~3名ほどだったと思うのですが、舞台を背にして会場のお客さんの方を向いて立つポジションもありました。
「まあそう言うなって。真後ろでピンクレディーが歌っているんだぞ。」と彼らを励ます一方、自分は舞台袖のポジションを取りました。
舞台の横、ミーちゃんとケーちゃんが入退場する舞台横からコンサートを体験することができました。
コンサート当日、二人は、大型バスでやってきました。
「おーい、みんなを持ち場につかせろ。それとお前は二人の衣装ケースを持って楽屋に運べ。」と社長の声。
じーじは、ミーちゃん・ケーちゃんの衣装ケースを持って楽屋へ。
本当に二人を間近で見ることができました。
社長は「二人に会わせてやろうか」の約束を守ってくれました。
「テレビで見るよりミーちゃん、めちゃくちゃ細いやん。きれーやなー。」とボーっとしていると「そんなところでぼさっとしてないで持ち場につけ」の声。
さて、この体験は、じーじにとっての重要な教訓でもありました。
「情報は万人に平等であってもそれを使って行動するかどうかで結果は違う」という教訓です。
ポスターを見て、主催者の事務所が東京だったら電話をしなかったかもしれないのですが、それが福知山の事務所だったので、高校生の頭でも「チャンスがあるかもしれない。」と分析して電話をしたと記憶しています。
SNS時代、情報があふれています。
チャンスを手にするには、情報を使ってアクションするか、しないかなのかもしれません。
後悔するなら行動した結果の後悔の方がいいかも。
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