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【note川柳】#43:お題は「政治家」(211~215)

心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです⁉

さて、今回のお題は「政治家」です。
じーじは、政治と政策こそが日本の明るい未来への希望だと思っています。

ただ、ハードルは非常に高くて、昭和33年(1958年)の衆議院選挙の投票率が76.99%であったのものが、直近の令和3年(2021年)の衆院選挙が55.93%、令和4年(2022年)の参院選挙が52.05%と政治への興味が失せています。

人気者のひろゆきさんらがシルバーポリティクス(年寄り人口が多いのだから若者が投票に行っても無駄)を語り、若者がしたり顔で選挙に行かない理由にしてしまっているケースも多いでしょう。

まあ、そんな現状を憂いながら「政治家」選びこそが未来の希望であることを信じて川柳5句にチャレンジです。

政治家は地盤看板鞄なり

やはり国政選挙レベルとなるとジバン(地盤)カンバン(看板)カバン(鞄)の3バンが決め手と言われています。

地盤は充実した後援組織があると有利であることの喩、看板とは肩書や知名度といったもので多選者や芸能人は立候補時点での知名度があり有利であることをそして鞄とは資金力があると有利であることを指しています。

こうなると確かに二世議員、三世議員が有利になります。二世、三世だからといって駄目な議員でも通るほど選挙は甘いものではないと思いますが、どうしても今の選挙制度では有利なことは確かです。

ただ、SNSの発達によってインフルエンサーが国政選挙に登場して議席を獲得するといった例が出始めていますし、三バンあれば政策や優れた能力は二の次で良いとは言い難い情勢にもなってきていますので、まずは政治に「興味」を持つことが重要だと思います。

じーじは、政治家偏差値のような開示情報(政治家のホームページなどの情報)から公平に格付けするようなテキストマイニングと格付けロジックでAIに採点してもらうようなことが起こり始め、法律でオフィシャルな格付けでも始まれば若者の投票行動が一変するんじゃないかと思っています。

そうなれば、投票率が上がるだけでなく投票の質も上がって、世の中変わってくるんじゃないかな? 多分。。


国会につべこべ言わず女性枠

成田悠輔さんなどが選挙制度そのものを作り変えて平均余命から1票の重みに格差をつけた余命投票のような若者票の価値を上げるといった1票の重みに年齢を加味する方法論などを紹介してくれています。

テクノロジーの発展でマイナンバーカードを活用したWEB投票であったり、選挙制度に切り込んでいくと若者の興味は上がってくるかもしれません。

だけど、そんな大きな選挙改革を昭和人男性の集団である国会議員が積極的に行うハズがなく、果てしない時間が掛かりそうです。

せめて政治家の多様性確保のために、国会議員の比例代表枠の中に女性議員枠を設けて女性議員を増やす取り組みだけでもやってもらいたいなと思います。

政策通の女性議員をどんどん増やしていけば国会が活性化するハズです。


剛腕の田中角栄懐かしい

「日本列島改造論」昭和人なら知っているこのフレーズだけど、若い人は聞いたこともないでしょうね。

ある意味で、田中角栄さんは、戦後政治の豊臣秀吉的存在として地盤看板鞄がなくても自らそれを創り上げて、立身出世して頂点(首相)に登りつめたジャパニーズドリームだったかもしれません。

日中国交正常化や今のインバウンドを支える新幹線、高速道路網を計画していった剛腕ぶりには、常に「政治」と「金」の問題がついて回りました。

それでも「決断力」と「行動力」に人々は熱狂したものでした。

人の話を聞くことも大切でしょうし、調整型の予定調和も重要なのでしょうが、トップが「決断」して「俺についてこい」という姿を今のこの閉塞感の中で私たちは求めているのかもしれませんね。


地方からまず変えてみる政治家を

千葉県流山市、人口流入超過で人口が増えている自治体です。

何故若者が流入してくるのか?
それは子育て世代にやさしい政治と行政の連係を行っているからです。

保育ステーション、共働き世代が朝の通勤の際に子供を駅に連れてきてくれれば、保育園まで無料で送迎してくれるサービスを行政が準備してくれていたりするそうです。

どうしてそんな政策が取れたのか?もちろん首長さんである市長の市政方針によるところが大きいのですが、市議会における女性議員の活躍も大きいのではないでしょうか?

流山市議会議員28名中6名が女性議員です。21.4%ですから国会よりは女性比率が高いものの、ことさら高い訳でもありません。

でも優秀な議員さんが多いのだと思いますよ。そのお一人の近藤みほさんはnoterでもあります。

上記のような抽象議論を若者と一緒にやっていき、エビデンスに基づいて政策を決定していく、国会よりもまずは地方からですね。

統一地方選挙の春です。若者よ、市議会選挙のあなたの1票は物凄く大きな1票です。権利を放棄せずに多様性確保のために投票所へ行こうよ!


少数の野党が刺激政策へ

旧NHK党、令和新選組、参政党といった少数政党の政策提言や主張であっても、投票数・投票率によっては、与党もその政策を無視できなくなります。

国民民主党の玉木さんのところなどは、とても素晴らしい政策提言(あくまでもじーじの主観ですよ)をされています。👇

とにかく政治に無関心ではなく「興味」をもって若者なりの情報収集と価値観で1票を投じる行動が重要だと思いますよ。

国や自治体は私たちの共同体です。その共同体で共に幸せになるためのルールは法律によってでしか変えていくことはできません。

立法は国会の役割であり、国会に送り込む政治家を選ぶためにあるのが選挙です。是非、あなたの1票を無駄に捨てることだけはやめにしましょう😊

頑張れZ世代!

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