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第4次産業革命 終盤の振り返り

心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです⁉️

先日から【第4次産業革命のお話】とのタイトルで電力・動力の燃料変化の中で日本には水素が有望ではないのかという序盤の話から始まり、中盤では燃料電池車が日本で普及しなかったことや韓国政府の予算の使い方と日本政府の違いに話が及びました。

そして、今回は、終盤の11話から16話の振り返りです。

この図はじーじが勝手理論であって、どこかの学者さんの説ではありません。

終盤の11話から16話にタイトルを付けるとすれば「エネルギーの地産地消」です。

これまで日本は9大電力(沖縄電力を含めれば10大電力)が既得権益者として、お互いの商圏を侵さないように系統が分断されたインフラを維持してきました。

その結果、北海道から東京へ電力供給したり、九州から東京に電力を供給することはできず、互いに電力を融通し合うような系統には発展してきませんでした。

電気供給の構造も戦後日本の復興モデルそのものであり、大手既得権益者を頂点にした下請け構造ができあがり、その構造の下で、人をいかに安くこき使うかのコストカット型ビジネス構造を維持して今日までやってきました。

電力自由化」といっても発電事業者の自由化や電力小売り事業者の自由化が進んだだけで、送配電という電力供給のコア部分、つまり互いの電力を融通し合う再エネ時代に必要な真の構造改革は進展せず、肝心の部分は10大電力の独占が続いて、結局系統改革が遅れてしまいました。

他国に比べてコスト高な再エネなのに、そんな大切な再エネを余剰になってしまえば互いに融通し合えずに捨ててきたのです。(勿体ない)

じーじは、地震災害の多い日本こそ、エネルギー供給網で世界に範を示せるポテンシャルがあったと思うのです。

大型の発電所で高効率に電気を作って、大量生産・大量廃棄の戦後の成功モデルのごとく電力供給をするだけではなく、電力の地産地消、小規模発電をバーチャルグリッドで繋いでお互いに融通しあって助け合う、そんな日本の良さが活かせる形態を目指すのがいいのではないかと夢想してきました。

原発の廃炉処理を始めとする過去の清算のためには、9大電力を解体して、新たな地産地消・相互融通電力網を発想するくらいの大改革をすればいいのにとの想いをぶつけてきたのがシリーズ終盤でした。

だけど素人じーじの戯言など今の政治で実現できるハズがありません。

ただ、これから人口減少はどんどん加速し、地方自治体が「自分さえよければいい」といったバラバラな行動を取る個別最適を追求していたのでは日本の未来はとても暗いと思います。

地方自治法を「地方が好きにやってください」ではなく、中央政府・省庁が司令塔となって、地方が協力し合える社会構造を目指した法体系に改め、そんな社会基盤を今から創っていかないと、株高に浮かれて、何でもかんでも先送りをしていたのでは、日本の衰退は止まらなくなります。

債権取り崩し衰退途上国である日本ですが、国際収支の黒字をキープできていてる今こそ、株価がバブル期の記録を破りインフレ基調に変わった今こそ、日本の底力を見せるための変革を始める時です。

だから、じーじはZ世代のみなさんに期待しているのです。

頑張れZ世代!

今日で、じーじのnoteデビュー3部作の再掲載は完了です。

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