第4次産業革命 中盤の振り返り
心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです⁉️
先日から【第4次産業革命のお話】とのタイトルで世界の電力・動力の燃料変化の中で日本は水素が有望ではないのかという話をつぶやいていますが、実は、3年前のnoteデビュー直後の投稿記事のURLを貼り付けた投稿です。
さて、今回は中盤の6話から10話の振り返りです。
中盤は、水素が空気と反応して電気を創り出してモーターで動く電気自動車「燃料電池車」をテーマにした話が展開しました。
電気を充電しなくても水素を積んで自ら発電して走り、廃棄するのは水だけという燃料電池車は、原発事故に苦しみ電源構成に化石燃料依存を続けなくてはならなかった日本だからこそ、政府は普及支援を後押しすべきではなかったのかと指摘してきました。
水素戦略をどこの国よりも早く法整備してスタートを切ったのにどうして日本で普及しなかったのでしょうか?
公用車を燃料電池車にすべしと法整備をする等、いくらでも方法はあったと思うのですが、政治家が動きませんでした。
経済産業省の官僚の政治家へのアプローチが下手だったのでしょうか?
それとも、原発に依存できない状況であっても太陽光や風力で何とかなると思っていたのでしょうか?
真実はじーじにはよく分かりませんが、結局のところ政治家の劣化が原因ではないかとは思っています。選挙に通ることが目的の与党議員が「原発で水素を造ろう」と訴えるだけの覚悟も見識もなかったからだと思います。
ただ、せっかく世界に先行してトヨタが開発してホンダも追随した燃料電池車を、水素ステーションや水素のサプライチェーンの先が見えず、水素価格の予見可能性も全く見えない政府支援の実態から世界に先行できなかったのは残念でしょうがありません。
「地球温暖化を止める」ことや「そのためにCO2排出量を削減する」目的をしっかり説明して、トヨタの燃料電池車やハイブリッド車を日本政府は強力に援護射撃すべきだったのですが、時だけが経過してしまいました。
そうこうしている内に欧米はNEXTガソリン車として、BEV(バッテリー電気自動車)を指定して攻勢をかけてきました。
しかし、テスラは別としてBYD(中国)の台頭によって、ヨーロッパでもハイブリッド車が見直され、再エネとEVだけではカーボンニュートラルは難しいとトヨタの戦略が改めて評価され始めています。今こそ日本政府の後押しが必要です。(3年経ってようやく法整備が進んできました。)
じーじがこの中盤で言いたかったのは、どんなに良いことをしていても井の中の蛙では駄目だということです。
世界の仲間づくりが下手な日本のままでは、日本復活は難しいということを論じました。
さあ、そんな序盤・中盤の流れからは、悲観的になりそうですが終盤では、そんな内向きの日本に適したエネルギー政策があるぞということを論点にしていきます。
どうかお楽しみに。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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