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コロナ渦で始まる学校生活・アナタのお困りなんですか?(熱海康太さんオンラインセミナー)

熱海康太さんのオンラインセミナー
「もっと知りたい!熱海さんの授業&学級経営!」

前回好評いただいた記録の第2弾です!


熱海さんが子どもと接する中で大事にされていること

認知的なものを取り戻すだけでなく、非認知能力を大切にする

認知的なものは、簡単に言ってしまえば「テストの点数に直結するもの」
非認知能力は、コミュニケーション能力などなかなか目に見えない、数値で測れないもの

ですね。幼い頃に「非認知能力」を育てることに、世界的に注目されています。

コミュニケーション能力は測れなかったりするので、環境を用意して(あるいは自分自身が環境になって)、非認知能力のケアをしていくことが、(特に1年生と関わる上で)大事にされているそう。

1年生の学級で大事にしていること

ケアの視点を大事に

・笑顔だったり、雰囲気や声のトーンなど…(メラビアンの法則)、人と人との繋がりや、距離の作り方を大事にする

・非認知能力の高い学年、余裕のある先生のクラスから学ぶことを忘れずにいる。いろいろな先生の価値観を見つめていこう…

もちろん認知の面も大事にして…

休校中に学習はボチボチ進んでいた子どももいて、足し算とか引き算のやり方は分かるそう。学んだことを生活に生かす、生活力を高めることにつなげようことが大事なんですよね。

コロナがあったからといって、子どもを見る目は変わらない。
先生がやるべきことも変わらない

今できることを、できる範囲でやってみることが大事で、あたらしいツールを与えてみることも…


友だちとの関係は?

小学生の子どもたちに対して、友達との関係づくりは結構ネックですよね!

トラブルが起きたとき…子どもたちが「言いたいこと」「伝えたいこと」は何かな?しっかり聞き取るということ。

教師と子どもの信頼関係を築くためには!?

子どもと教師の信頼関係を築くためには、質より量!とにかくコミュニケーションをとっていきましょう。ザイオンス効果と呼ばれるものもあったりして、とにかく何回もコミュニケーションをとり、「あなたのこと気にしているよ」「あなたのこと大事に思っているよ」と伝えることを意識してみてはどうでしょう?

熱海さんの学び方 心に師匠を

熱海先生の憧れは、「筑波大附属小学校の先生」だそう。このあたりはこちらにも書きましたので、よかったら。

自分の必要感と憧れのバランスに合う学びのスタイルから、師匠を見つけられたらいいですね!

そんな熱海さんにも、こんなことがありますよ…

ちょっと関わることに悩むことも…
そんなときは、それほどだけど子どもが大好きで子どもを尊敬して止まない先生から学ぶことが多いんだそう。

ああ、これ考えているだけで涙が出ます。

「ちゃんとした先生だと思われない」ことを恐れない

人は誰だって「未完の姿で完結している」

この言葉は、僕の好きな学校さんで聞いた言葉なんですが…(正しい文脈では、子どもは「未完の姿で完結している」)

そんなことは、先生も常に努力し続ける意味で、「未完である姿を見せ続けていける」余裕があるといいなと思っています。

困っている子の子どものエネルギーをうまーく分散させられる先生、世代の違う先生から学ぼうとする姿勢、同僚の先生のケアを「見えてる世界が違う」からと少しずつ歩み寄ろうとする先生、お互いの教育の方法って「好みの問題」だなと気づく先生。自分に夢中になっていては気づけないこと、かもしれませんね。


何にしても、「子どもが変わったという結果」

これに対して、「焦らずいきましょ」という前置きはしながらも

「どうして勉強しないといかんの?」と。他の子と比べながら話す子。先生たちにもいますよね、どうせ私なんて…

他の人と比べることで、変わっていないという結果になる。自分ベースで考えたら、自分の成長を捉える視線は変わりませんか?

過去の自分と比べる取り組み、過去から自分を振り返る
今と昔とこれからの自分自身と常に関係をもっていくことで見つかるものが「成長」なんだと思います。

いろいろな子を「大切にする」ー辞書的な書き方します

一人一人の子どもの「クセ」と自分の「視野」に目を向けて

自分にとって、みておくのが苦手な子、視野の中から落ちやすい子っていますよね。それってどんな子ですか?

そんな子に対するコミュニケーションのとり方を考えておくと、いいかも!

自分にとって落ちやすいと気付いたら…日記を渡してコメント、書いてコメント

困った子は「困っている子」

「アナタが悲しいことは私も悲しい」「誰かが悲しんでいることは悲しい」

そんなメッセージを「Iメッセージ」といいます。(アイメッセージ)
これは、「周りの人がどうか」という視点ではなく、「自分がどうか?」という視点から相手に話をすることをいいます。

トラブルを起こしてしまいやすい子は、いろいろなことがあると思いますが、自分の気持ちを伝えるのが苦手だったり、相手の子がどう思うかを捉えられなかったり受け入れられなかったり。

「今回どうだった、これからどうしたい?」「相手は嫌っていってるよ、どうする?」

などと伝えて、お互いの立場や感情を明確にさせていきましょう。低学年でも、話の筋が見えにくい時は、図を書いて説明なんてこともできそうです。


自分が笑顔でいるために

子どものためにも、自分が笑顔でいるために。できることを、できる範囲で。











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