情報まとめリポート1.0  8:00 時点

ブラジル株

  • 動向: 木曜日、アイボベスパ指数は0.4%上昇し、126,600水準で終了。米国の感謝祭休暇による取引量の減少もありましたが、2年以上の高値を維持。

  • 内部要因: 政府の予算赤字と債務目標の上方修正が、企業の貸出コストと将来の金融政策への潜在的影響を投資家が評価中。

  • 主な動き: 銀行の経営トップ変更はポジティブなニュースとされ、ブラデスコの株価が2.3%上昇。ただし、原油や鉄鉱石価格の下落でヴァーレとペトロブラスはわずかな損失。

カナダ株

  • 動向: 木曜日、S&P/TSXコンポジット指数はわずかに20,135水準で上昇。米国の感謝祭休暇による取引量の減少から先行の損失を回復。

  • 焦点: 原油価格の減産幅に関するサウジアラビアとOPEC+加盟国の意見相違が報じられ、エネルギー部門が注目された。

  • 主な動き: カナディアン・ナチュラルは0.4%上昇し、サンコールは0.7%減少。鉱業部門も鈍調で、金や基本金属の基準価格の動きが限定された。

アルゼンチンの小売売上高

  • 動向: 2023年9月、小売売上高は現行価格で前年比182.1%増加。インフレ加速が主な要因。

  • 内訳: 娯楽・レクリエーション、書店・文房具、衣類・靴・皮革製品、薬局・香水、電子製品・コンピュータ、おもちゃ、食品店・レストランの売上が急速に拡大。

  • 定価での動き: 定価での小売売上高も前年比19.9%増加し、成長率が加速。



農産物更新:ポテトが24.38%急騰

  • 上位の商品騰落率はポテト(24.38%)です。最大の下落はオート麦(-2.55%)、カノーラ(-1.83%)、パーム油(-0.93%)です。

金属商品更新:鉄鉱石が1.09%下落

  • 上位の商品騰落率は鉄鉱石(-1.09%)、鋼材リバー(-0.90%)、プラチナ(-0.85%)です。

エネルギー商品更新:Natural Gas UK GBPが5.71%急騰

  • 上位の商品騰落率はNatural Gas UK GBP(5.71%)とNatural Gas EU Dutch TTF(4.97%)です。最大の下落はWTI原油(-1.16%)、メタノール(-1.09%)、ブレント原油(-0.74%)です。

メキシコペソは安定

  • メキシコペソは1USDあたり17.2で推移し、11月20日に17.1で達した1か月ぶりの高値に近い水準で推移しています。

  • Banxico(メキシコ中央銀行)の最新会議の議事録では、インフレはまだ高いが減速の兆候を示しており、2024年に利下げがあり得ると認識しています。ただし、中央銀行は2024年のインフレ予測を3.50%から3.87%に上方修正しました。

  • 加えて、11月の中旬のヘッドラインインフレ率は4.32%で、1月2023年以来の消費者物価の加速を示しています。

フランス株は木曜日に上昇

  • CAC 40指数は木曜日、ユーロ圏PMI結果とECBの10月の会議議事録が予想を上回ったことを受けて、0.26%上昇し、7,278で終了しました。

  • 一方で、フランスの民間部門は需要が低下していることを示す予想を上回る縮小を見せました。

  • フランスの大手食品会社LDCは、H1FY2024の利益が前年比60%増の報告し、全年度の運営利益目標を3億5000万ユーロから3億ユーロに引き上げました。CAC 40指数の個別銘柄では、Eurofins ScientificとTotalEnergiesが1.8%と1.7%上昇したのに対し、Worldlineは1.1%の下落となりました。



マドリード株、2020年最高値更新

  • IBEX 35指数は木曜日、セッションの大部分は比較的安定していましたが、終盤に約0.2%上昇し、2020年最高の9,906に到達しました。

  • トレーダーは、欧州のフラッシュPMI調査とECB 10月の会議議事録を評価しました。ECBは将来の政策決定に慎重な姿勢を示しています。

  • 一部の個別株では、Unicajaが3.3%上昇し、Rovi(2.4%)、Solaria(2.1%)も上昇しました。一方で、Endesaはカタールでのクーデター後、配当を引き下げることを発表し、2%以上の下落となりました。

午後の取引で欧州株が上昇

  • ユーロ圏の株式は木曜日、わずかに上昇し、Stoxx 50は3か月ぶりの高値に0.2%上昇し、パンヨーロッパのStoxx 600も0.2%上昇し、2か月ぶりの高値になりました。

  • ECBメンバーは10月の会議で、適切な期間内にインフレを目標範囲に戻すために、制限的な金利水準を維持する必要性について一致しました。同時に、状況に応じてさらなる金利引き上げの可能性にも開かれています。

  • ユーロ圏のビジネス活動は11月に前月よりも緩やかに落ち込んだものの、サービスと製造業の落ち込みが緩和されたことがデータから読み取れます。

ブラジルレアルが2か月高値を維持

  • ブラジルレアルは1USDあたり4.9近くで推移し、11月15日に4.86でつけた2か月高値に近い水準を保っています。

  • ブラジルの貿易黒字は10月にほぼ160%急増し、鉄鉱石価格や砂糖価格の上昇、堅調な大豆の収穫に支えられました。

  • 一方で、財政赤字が予想よりも大幅に広がる見通しであり、予算不足と収益目標の見込み未達により、予想される主要赤字は1410億から2040億レアルに拡大する見通しです。

コロンビアのビジネス信頼感が5か月ぶりの低水準に

  • コロンビアの工業信頼感指数は2023年10月に-3.7に低下し、前月の0.84からの減少で、2023年5月以来の最大の減少です。

  • 製造業者は今後の四半期の生産期待において楽観を減らしましたが、新規受注は増加し、完成品在庫も増加しました。



バルティック交易所乾燥指数が3日間の下落を打ち破る

  • バルティック交易所の主要海運指数は、世界中の貨物輸送コストを測定するもので、木曜日に5.7%上昇し、1855ポイントのほぼ1か月ぶりの高値を記録しました。

  • ケープサイズ指数(主に鉄鉱石や石炭などを輸送する船を追跡する指数)は11%上昇し、2679ポイントとなり、前回の6.6%の下落から急激に反発しました。

  • パナマックス指数(主に石炭や穀物の輸送に従事する船を追跡する指数)は13回連続で上昇し、1.3%上昇し2034ポイントとなりました。

  • さらに、小型船舶のスプラマックス指数は1.4%上昇し、大西洋での高いレートの支援を受けて1265ポイントに達しました。

外国為替更新:スウェーデンクローナが0.38%下落

  • トップの通貨下落はスウェーデンクローナ(-0.38%)とノルウェークローネ(-0.26%)です。

  • 上昇した通貨はニュージーランドドル(0.37%)、英国ポンド(0.32%)、ブラジルレアル(0.32%)です。

  • また、ユーロ(0.08%)、日本円(-0.04%)、ドルインデックス(-0.09%)にはわずかな変動がありました。

カナダ株がわずかに上昇

  • S&P/TSXコンポジット指数は木曜日に20140ポイントに上昇し、アメリカの感謝祭休暇による流動性の低下したセッションで、週初からの損失を削減しました。

  • 重量級のエネルギーセクターはクルードオイル価格への影響が不透明な中で注目されました。

  • 鉱業株も静かな勢いで取引され、金や基本金属の動きが限定的でした。

  • 一方、銀行株はRBCの0.4%の上昇をリードする形で堅調に推移しました。

ブラジル株が2年以上の水準を維持

  • Ibovespa指数は木曜日に126100の水準で横ばいを維持し、アメリカの感謝祭休暇による流動性低下にもかかわらず、2年以上の高水準を保ちました。

  • 国内では、政府の予算赤字と債務目標の上方修正が企業の貸出コストや将来の金融政策に与える影響を投資家が評価し続けています。

  • 銀行の経営陣の変更がポジティブなニュースとされ、Bradescoの株価が3.6%上昇しました。

南アフリカ株が上昇を一部取り戻す

  • JSEオールシェア指数は木曜日に1%以上の初期上昇を一部取り戻し、75439で終了しました。

  • 最新の企業のアップデートが注目され、決算シーズンが終盤に近づいています。

  • 内国では、南アフリカ準備銀行が2023年の最後の会合で政策金利を8.25%で3回連続で据え置いたことが大きな焦点でした。

  • Mr Price GroupとTelkomが上昇し、一方でKarooが16.1%の下落をリードし、AngloGold(-4.6%)とMontauk Renewables(-4.6%)も損失を出しました。

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