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経営者のためのコミュニケーション術と効率化のすすめ
【Level26】メールだけではわからない、本当の相手の姿
こんにちは、経営理念と経営計画で中小企業をサポートする税理士の菅谷(すがや)です。
今日は、ある見込客の方とZoomで初めて面談をしました。
事前に何度かメールでやり取りをしていたのですが、その方は効率を重視するタイプのようで、少し冷たい印象を受けていました。
正直、「この人とうまく話せるかな?」と少し心配していたのですが、実際にお話ししてみると驚くほど話しやすい方でした。笑顔も多く、雰囲気の良い方だったので、話はスムーズに進みました。
この経験から改めて感じたのは、メールや文字だけでは相手の本当の姿はわからないということ。経営者として取引先や顧客との信頼関係を築く際、効率も大事ですが、顔を合わせたコミュニケーションの重要性を忘れてはいけないと痛感しました。
一方で、効率化も無視できません。特に、時間やコストが限られている中小企業にとっては、業務の効率化は生き残るための必須条件です。たとえば弊社では、次のような仕組みを活用して会計業務を効率化しています。
・銀行やクレジットカードのデータをAPI連携で自動取り込み
・現金出納帳はCSVで一括読み込み
・請求書や領収書はスキャナ読み取り
・給与計算や販売管理ソフトとの連携
このようなツールや仕組みを取り入れることで、会計業務にかかる時間を最小限に抑え、浮いた時間を顧客対応や経営戦略に集中できるようにしています。
メールやチャットのような効率的なツールを活用しながらも、時には直接話すことの重要性を忘れずに。こうしたバランスが、中小企業の経営者にとって今後さらに求められるのではないでしょうか。
効率化を進めながらも、人と人とのつながりを大切にした経営を目指しましょう。