見出し画像

過去の過ちに苦しんでいるあなたへ

こんにちは。
前回の投稿で不安な気持ちついての文章を書かせていただきましたが、今回も同様に心のお話をしていきたいと思います。
人生は選択の連続ですから時にはその結果が自分の思い描いていたものでない場合もあります。そうなったとき人は"ああすればよかった"あるいは"やめておけばよかったのに"と悔いるものです。仕事であったり人間関係であったりその悩みは尽きません。歴史上の偉大な傑物でさえも常日頃悩んでいたのですから。その気持ちが少しでも軽くなっていただけたら幸いです。


罪に向き合う

これまでの人生の中で"罪"を犯したことがない人はいるでしょうか?
ヨハネ福音書の中に姦通罪を犯した女性に対し攻撃的な人々にキリストが"罪のないものだけが石を投げなさい"といったという記載があります。
姦通罪とはいわゆる不倫ですね。既婚しているのに他の異性と交わったということは罪になるとされ極刑になったのだそうです。この描写は現代のSNSなどで晒し物にされ執拗に叩かれる様を表しているかのようですね。
キリストの言葉に人々は何も言うことができず立ち去っていったそうです。

この世界にいる人は大なり小なり罪を重ねて生きているのです。
たとえば誰も通らず車も走らないような田舎の横断歩道があるとします。信号は赤を示しています。それをあなたは渡りました。誰もあなたを見ていなかったとしてもそれは確かに、法を犯したことになるでしょう。
ささいな違反であったとしても罪なのです。

これをご覧になっている方はどのような過ちをしてしまいましたか。
おそらく今は後悔をなさっているのだろうと思います。ずっと苦しい思いをしてきたのではありませんか。いつか罰せられるのではないかと不安な日々を過ごしてきたのではないでしょうか。
そんな毎日の苦しさが少しだけ軽くなる方法を考えていきましょう。

心配なことはほとんど起こることがない

まずはじめにお伝えしたいのはみなさんが思っているより心配な出来事というのは起こらないのだということです。何か罪を犯したとしていずれ...と考えるかもしれません。ですが、そのような事態が起こることはほとんどないのです。不安だ不安だと思いながら何年も経っていた…ということも多々あるものです。思い返せばそういう事過去にもあったのではないでしょうか?

自分を許してあげる

思い悩んでどれほど苦しんだのでしょうか。もうそろそろ自分を許してあげてもよいのではありませんか。
確かによくないことをしてしまった事実があるのかもしれません。ですがそれを悩み苦しんだことがあなたに対する"罰"なのです。
もう十分辛い思いをなさったのです。赦しましょう自分自身を。
そして罪から逃げるのではなく受け入れ、その思いを次に活かしましょう。
その分だけ他の誰かに優しくできたなら気持ちも楽になるはずですよ。

想定をしておく

犯した罪に対して、ではどのような結果がもたらされるのかをあらかじめ想定をしてみましょう。未知であるからこそ恐怖も増しているので事前に想定しておくことで不安を和らげることができます。
刑罰であれば初犯は多くの場合が執行猶予付きの判決になることも多いですし良し悪しは別として日本の司法は人権を重視します。テレビで見るような逮捕というのは社会的な影響のある事例です。どのような犯罪にしろ粛々と対応されているものです。証拠不十分で不起訴なる場合もあります。
民事の場合はお金の話になってきます。慰謝料であったり弁償であったりといったものですね。よほどの事がなければ多額になることはありません。
そしてそういった民事訴訟というのは訴える側も費用が掛かるため、中々腰を上げるのが難しいのです。昨今の誹謗中傷に対する開示請求にしても相応の額が費用としてかかるため一般人が訴えをおこすのは中々難しい現状があります。


3つ方法を挙げさせていただきましたが、最後にもうひとつだけお話しできればと思います。自分を赦すという事になにかサインを決めておくといいかもしれません。季節外れの雪にするもいいですし、白鳩(モチーフでも構いません)であったり、成長した我が子の姿など自分のなかでイメージしたものを赦しのサインとしましょう。
あなたがあなた自身を赦しそしてまた一歩進めることを願っています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?