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まるで映画の世界!幻想的な“コムローイ祭り”ってどんなお祭り?🇹🇭

Hello!


突然ですが、
コムローイ祭り
と聞いてあなたは何を思い浮かべますか?


「有名なイベント」
「映画ラプンツェルのモデル」
「火をつけたランタンを皆んなで空に放つ」


など
『ランタンを放つ幻想的なお祭り』
というイメージがあるのではないでしょうか?

テレビや雑誌でもよく特集され、
画面越しでも思わず「綺麗〜!」
と言ってしまうその光景は


まさに「死ぬまでに一度は見たい絶景」
と言っても過言ではありません。


しかしせっかくならテレビ越しだけではなく
自分の手でランタンをあげてみたいと思いませんか?


特にディズニー映画『塔の上のラプンツェル』
が大好きな方にとっては、
映画のワンシーンで使われていることもあり、
いつかは訪れたい憧れの場所ですよね。


あの幻想的な光景が
映画の中だけの世界観ではなく、


淡く輝く優しいオレンジの光が
フォトジェニックな神秘の光景として
目の前で見ることができたのなら
さぞ感動することと思います。


今回はそんなコムローイ祭りを
・コムローイ祭りって何?
・どうやって行くの?
・事前予約は必要なの?
・参加ルールはあるの?


などの視点から深掘りしていきたいと思います。


実際にお祭りに参加する際に
少しでもお役に立てれば嬉しいです。

ここからは『コムローイ祭り』の
・歴史
・基本情報
・行き方
・予算
・必要日数
など


知っておくとより楽しめる
歴史やイベント情報を詰め込んでいきます!

🇨🇱この記事はこんな人におすすめです🇨🇱
・タイが好きな人
・コムローイ祭りに参加してみたい人
・コムローイ祭りの歴史に興味がある人
・タイに旅行予定がある人

・映画のロケ地巡りをしてみたい人

この記事を読むと
有名な『コムローイ祭り』の歴史や
人々の想い、実際のイベントの様子などを
知ることができますよ!

そもそも「コムローイ祭り」は
いつから何のために開催されているのでしょうか?


一緒に歴史から探索しましょう!

《歴史》

まずは【コムローイ祭り】の歴史をご紹介します。

コムローイ祭り(Komloy Festival)は
1年の終わりにコムローイ(ランタン)を空に打ち上げて、
その年の収穫や豊作を祝う「収穫祭」の意味を持つ
タイの伝統的な仏教のお祭り。


農作物の豊穣と繁栄を祈願するために行われており、
特にイーサーン地方(タイ北東部)で盛大に祝われています。

コムローイ祭りの歴史は古く、
元々は農耕文化に深く関係するお祭りでした。


人々は農作業の合間に集まり、
魔除けや災厄を追い払うために火を焚いたり、
賑やかな音楽と踊りを楽しんだりするのと
同時に神聖な儀式や宗教行事も行われ、
地元の守護神や祖先への祈りが捧げられました。


以前はチェンマイの「サンサーイ」
というエリアで行われていた行事のため、
『サンサーイ祭り』と呼ばれていました。


全てのコムローイが空に打ち上げられた時、
苦難も一緒に消え去ってくれる
と信じられ、


自らの罪や災いを空に解き放ち、
魂を清めるといった意味もあるようです。

現代のコムローイ祭りは、
この伝統的な要素を受け継ぎながらも、
より大規模かつ派手なイベントとなっています。


花火やパレード、
地元の音楽や伝統舞踊も披露されるため、
祭りの期間中は非常に多くの人々が集まり、
楽しく賑やかな雰囲気に包まれます。


そのためコムローイ祭りに参加することで
より身近にタイの文化や伝統を
体験することができるかもしれませんね。


そして現地の方々にとっては宗教的にも
重要な社会的なイベントにもなっています。


《基本情報》

Q. コムローイって何?
コムローイ(Khom Loi・Khom Loy)は
タイ語で『天灯』という意味があります。


英語では一般的にスカイランタン(Sky Lantern)
と呼ばれることが多いです。

そしてあなたは「ロイクラトン祭り」という
お祭りの名前を聞いたことはありますでしょうか?


「ん?ロイクラトンって何?」
という方がほとんどだと思います。


ロイクラトン祭り(Loi Krathong)は
陰暦12月(現在の11月)の
満月の夜に行われるお祭りで


川の女神“プラ・メー・コンカー”へ
感謝の気持ちを捧げるために
灯籠(クラトン)を川に流すお祭りです。

ロイクラトン祭り

写真を見れば「あー見たことがある!」
となるのでないでしょうか?


実はコムローイ祭りが空へ願いを馳せるのに対し、
ロイクラトン祭りは川の神様に願いを馳せるお祭りです。


別名“水の祭典”とも呼ばれ、
こちらも現地の方々にとっては
宗教的にも文化的にも
重要な意味を持つイベントとなっています。


Q. コムローイの大きさは?

コムローイの大きさは約1.5m
複数人で協力しながら慎重に火をつけます。
コムローイは約3~5分ほどでゆっくり膨らんでいきますよ。


Q. どうやってランタンをあげるの?

約4,000〜6,000個ものランタンが
夜空に舞う幻想的なコムローイ祭り。


周囲の方々と協力して
3~4人でランタンを広げ火をつけます。

1人ではなかなか難しい作業なので、
もしひとり旅で行かれる場合は
周りの方にお声かけしてみてくださいね!


実際に私も台湾の「十分」で
灯篭あげを体験したことがありますが、
当時は4人で1つの灯篭を持ち、
それぞれの面に願いを書いて
お姉さんのかけ声と共に空高く打ち上げました。


自分たちの願いが天高く舞い上がっていく様子は
感慨深く、何とも言えない感動がありました。


その時はお昼の時間帯だったので、
また周りは明るかったのですが、
もし夜に打ち上げていたと考えると、
より神秘的な風景だったろうなと思います。

十分(台湾)のランタン

Q. どのくらいの人が集まるの?
会場自体は複数ありますが、
約6,000人を収容できる会場が多いです。


Q. 服装の決まりはある?

コムローイ祭りは仏教のお祭りです。
極端に短いズボンや肩の見えるノースリーブ、
ミニスカートなどの肌の露出が多い服装は
入場できないケースがあります。


開催時期である11月の夜は冷えることがあるので
1枚上着があると安心かもしれません。


Q. チェンマイのコムローイ祭りの開催時期は?

今年のタイ・チェンマイの
コムローイ祭り(イーペン祭)は
2023年11月27日(月)・11月28日(火)に決定しています!


Q. 当日のプログラムは他に何があるの?

会場や訪れる時間によっても異なりますが、
・伝統舞踊を鑑賞する
・タイ料理やローカルフードを堪能する
・レーザーや花火を楽しむ
・説法や瞑想を体験する
などの楽しみ方があります。

タイ舞踊

《行き方》


開催都市であるチェンマイまでは
飛行機+交通手段(バス・鉄道・タクシーなど)で
行くことができます。


日本からチェンマイまでは飛行機で
約11時間、
チェンマイから会場までは
渋滞なしでも約1時間、
渋滞ありで約5〜6時間かかるため、
旅程には余裕を持たせておくことが大切です。

2023年11月26日着で調べてみると、
乗り継ぎはバンコクかハノイが多かったです。


渋滞を回避したい方は、
事前にタクシーやソンテウ(乗合タクシー)を
予約しておくことをおすすめします。

トゥクトゥク

国際免許をお持ちの方は
格安レンタカーを手配するのも良さそうです。
レンタカー予約参考サイト:Klook公式サイト

(※一例)日本(東京)→チェンマイ✈️

気になる方はぜひ一度
🔍 スカイスキャナーなどで検索をし、
時期や日数などを検討してみてください!

【注意点】
※2023年5月現在、チェンマイまでの直行便は
就航していないため乗り継ぎ便のみになります。
※事前に渡航制限があるか必ずご確認ください。


《時差》

時差は日本のー2時間
つまり2時間過去に戻ります🕗
※サマータイムはありません。


たった2時間しか変わらないので、
時差ボケもなく過ごせますね!


《VISA》

観光目的の30日以内の滞在なら不要!

*査証免除の条件*
①パスポートの残存期間は
入国時6ヵ月以上必要

②1人あたり10,000バーツ(約40,222円)
1家族あたり10,000バーツ相当の
現金や賃金を所持していること

③30日以内に出国することが確認できるもの
(航空券・電車・バス・船のチケットなど)

観光で30日以上滞在する場合は、
別途『観光TR』というVISAが必要になります。

【注意点】
「Visit Japan Web」の事前登録がおすすめ!
2022年11月1日より海外から
日本に入国・帰国する全ての方を対象に、
今まで機内で記入していた税関申告書(黄色いカード)が
デジタル化されました。

日本に到着予定日時の6時間前まで
Visit Japan Web」の登録を完了すると、
入国時には電子申告端末にQRコードを提示するだけで、
検疫や入国検査・税関申告がスムーズになります。


※ワクチン接種証明書または
(出国前72時間以内の)陰性検査証明書が必要です。
【Visit Japan Web】

【登録方法(地球の歩き方)】

もちろん有人ブースに並んで
紙媒体の税関申告書を提示しても
問題ありません。


ただ、時間短縮&手続が簡単になるので、
ぜひ利用してみてください。


《言語》

公用語:タイ語


現地に住んでいる友人に話を聞くと
「英語はほとんどの人が話せない」
と言っていました。


人気観光地では少し
英語が通じる可能性があるようです。


《乾季・雨季》

乾季:11~2月
(温暖な気候で雨量は比較的少ない)
雨季:6~10月
(一時的に土砂降りの雨が降る)


基本的には乾季の時期がベストシーズンです。


タイは1年を通じて日本と比べると暖かい日が多いですが、
3~5月は大変暑くなるので注意してください。


タイ在住の友人も帰国するといつも
「日本は寒いね〜」と言っています。


4月~5月には40℃近くなる日もあり、
5月はスコールもあります。


《予算》

(2023年5月のレート)
✈️航空券
オフシーズン:約3万円~8万円
ハイシーズン:約6万円~10万円
価格を抑えるなら
格安LCC一択!

🏨ホテルの宿泊費
1泊あたり約3,000円~5万円
タイのホテルは日本よりリーズナブルなので、
3つ星ランク・スタンダードホテル以上がおすすめです!

🍴食費
1日あたり約3,000円
タイは物価が安いので屋台飯などの場合は、
1食1,000円ほどで食べることができます。


(※一例)
カオマンガイ約60バーツ(約233円)
トムヤムクン約50バーツ(約194円)


レストランなどでの食事の際は
総額の約10%をチップとして渡すのを忘れずに!
(屋台やローカルな食堂では不要)

🚎交通費
1泊あたり2,000円


バス:
550〜850バーツ(約2,212〜3,418円)
鉄道:
800〜900バーツ(約3,217~3,619円)


💰全体の予算
7万〜15万


【注意点】
※航空会社やホテルは時期・日数により価格は大きく変動します。
※予算には余裕を持っておくことをおすすめします。


Q. コムローイ祭りの会場は無料?
コムローイ祭りの会場は無料と有料の場所があります。


<無料会場>
・タイ人が多い
・ランタンの打ち上げは好きな時間に何個でもOK
・個人移動


<有料会場>
・日本人が多い
・決まった時間に一斉に打ち上げる
・ツアーに移動が含まれていることが多い

ー有料会場の入場料目安ー
スタンダード大人料金:5,150 バーツ(約20,714円)
VIP大人料金:6,850バーツ(約27,552円)


平均:4000THB~7000THB(約16,089円~約28,156円)


基本的には移動込みで有料会場に行ける
「ツアー参加」がおすすめですが、
自由気ままに好きなように打ち上げたい!という場合は、
無料会場がおすすめです。


《必要日数》


コムローイ祭りのみ: 約2〜4日
他の都市も周る場合:約5~7日


《人気ホテル》


1:MP プレイス アパートメンツ
2:ナ ニラン ロマンチック ブティック リゾート
3:The Inside House
4:ベッド プラシン ホテル
5:Cross Chiang Mai Riverside Resort
(※Tripadvisorランキング)

個人的には他の観光客の方と交流ができたり、
旅の予算を抑えられる「ホステル」もおすすめです。

この他にも多くのホテルやホステルもあるので、
ご自身のご希望のステイルに合わせて
調べてみてくださいね!

いかがでしたでしょうか?


幻想的な風景を堪能できる
コムローイ祭りは現地の人々にとって
伝統的な仏教のお祭りである
ということが分かりました。


そしてタイ旅行が意外に
格安で行けることに驚く方も
多かったのではないでしょうか!?

 
チェンマイで開催されるコムローイ祭りのみならず、
タイの首都でるバンコクや
人気リゾート地プーケットなどにも
足を運んでみてはいかがでしょうか?

プーケット

より詳しい旅程や旅費などが気になった方は
ぜひ一度 🔍トラベルコで検索してみてください!

不安な方は一度旅行会社に相談してみてくださいね。


そしてコムローイ祭りに参加の際には
“火事”だけには十分注意してください。

コムローイ祭りに関する
注意点やトラブル対策などは
公式LINEで発信しています!

タップしてね!

・ランタンってどこでも飛ばしていいの?
・トラブルが不安・心配
・気をつけることが分からない
・出発する前に確認しておきたい
など、+@の情報を知りたい方は


公式LINE上

『ランタン』とメッセージを送ってください!
(動画付き)
※自動返信となります。
※手動の場合、お時間を要することがあります。
予めご了承ください。

本日も最後までご覧いただき
ありがとうございました!


今、冒険の旅に出かけよう🌏
See you next time!

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