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【365日続きました。】

365日、連続投稿することができました。
正確には今日の投稿で366日連続投稿です。
見に来てくださった皆様、スキしてくださった皆様、本当にありがとうございます。

散文したのは。

当初はnoteへの投稿に対してそこまで意気込んでいなかったと思いますが、「継続して何かをやりたい」とは考えていました。加えて、病気療養のため仕事をしておらず、自身の体調やコロナ禍もあって社会との接触が著しく減っており、外へ何か発信したいという気持ちもありました。
以前「spoon」というコンテンツで配信をした時期があります。当時は病状の悪化によりほんの一瞬でアカウントを消してしまいました。「日置湊」ではない名前で、日々の些細なこと、読んだ本の話、アカペラで歌ったりもしていました。使ったことがあるという理由で同じコンテンツをまずは検討したのですが、生活環境の変化により音声録音は難しくなっていました。
その一方で、新しいノートパソコンを購入したこと、治療の一環として家ではない場所で時間を過ごすよう勧められたこと、近くにネット環境を備えたワークスペースができて日常的に利用するようになったこと、など文章コンテンツを扱う環境は整いつつありました。
自己満足超大事。
身バレ、ダメ、絶対。

というのが原則だったので、詩の形式であれば感情を出しつつもある程度ぼかした書き方ができると思いました。小学生くらいからときどき詩を書いていて、慣れ親しんだ表現方法であったという理由もありました。
こうした事情と、ほんの少しの勢いと共に、2022年4月11日、最初の投稿をすることになります。

365日続けてみたら。

詩はストックもしていましたし、その日にちなんだものを考えることもありましたし、何度も練り直したものもあれば、一瞬の思い付きで書き上げたものもあります。それらを途切れることなく計画的に投稿していくという、ある意味「日々のタスクを継続してこなせた」という自信になったと思います。
そして自分自身のことについて書くことが多かったので、思考や感情の整理にもなりました。自分が経験した日々のこと、誰かに言われたこと、過去のことや未来のこと。SNSではなく匿名性の高いnoteでそれらを綴れる場があることが、自分にとっては重要であったと思います。
投稿数が増えてマガジンでまとめることもしました。これによって自分の頭の中を占めるものの割合を何となく感じ取ることもできました。ガツガツ働いていた頃「そんなに仕事をやっているのに、頭の中では恋愛優先なのが意外」という不思議な評価を受けたことがあるのですが、マガジンから見ても恋愛系の詩が多かったです。根本は変わらないものですね。
スキがつくとやっぱり嬉しかったり、自分が気に入っているものを他の人が気に入るとは限らないと実感したり、ビュー数が跳ね上がったときは首を傾げたり…そんな動向を見るのも大変楽しく貴重な経験でした。

そしてこれからは。

途中からぼんやりと持っていた365日連続投稿の目標が達成できたので、一旦これを区切りとしたいと思います。これからはのんびりと気ままに(これまでもそうだったのですが)、「散文します!」と思ったときにまたこの場を使えればなと思います。
2022年4月11日に始め、2023年4月11日まで継続したということは、つまり366編の詩を書いたわけです。正直自分でも何を書いたか覚えていないところが多々あります。もしかしたら自分でマガジンを読んでみたりして、恥ずかしさに悶絶したり、思い返して涙したり、甘やかな記憶にきゅんきゅんしたりするのかもしれません。それもまた楽しみですね。

詩の中でもときどきほのめかしつつ書いていたように、私には精神疾患があります。発症してからまだ4年ほどの新米(?)です。そして機能不全家族で育ち、最近話題のいわゆる宗教2世でもあります。
運よく相性の良い治療のパートナーたちと巡り合うことができ、日々の中にいろいろなものを取り入れながら、ここまで生き延びることができました。
もちろん毎日すべてが順調というわけではありません。ただそうした波は、程度の差こそあれ、誰にでもあるものだと思います。これからもいろんな手を借りながら、できるときには誰かに差し伸べる手になりながら、泣いて、笑って、また泣いて、生き延びていけたらと思います。
もしここにある言葉のどれかで、気持ちがほぐれたり、ほんの少し先の未来が楽しみになったからそこまで生きようと思ってくださる方がいらっしゃるとしたら、これほど嬉しいことはありません。

それではこれからも、ゆるゆると、続く日々に。