印象的な登場シーン
青山シナリオセンターの８週間講座に通っていたときに、登場シーンの話題になって、先生は救命病棟24のとあるシーンの話をした。
なかなか主役が現れないというやつで、タクシーで進藤先生が病院に行くまでの話だったと思う。そのとき、なかなか顔を映さないのだそうだ。でも、きっと進藤先生だと思っている。
はよ、出ろ！ 出ろ！
そして、出たら、やったー！！と気分が盛り上がるじゃありませんか！
さて、私、印象的な登場シーン・救命病棟24で進藤先生と言えば、あれだ！と思うシーンがあった。先生のとは違ったけど。
それを偶然おとといまたケーブルテレビで見た。
それは首都が大地震に襲われたときのシリーズ。
松嶋菜々子演じる小島先生が、混乱する病棟の中で「誰か助けて」って見回すときに、入り口から進藤先生が現れるのだ。
イイ！！
実にイイ！！
実は似たようなケースだけど、やっぱり登場シーンで、心底ほっとした物語がある。大好きな「チャングムの誓い」の中だ。
流行り病のために村が封じ込めにあい、そこに仲間の裏切りによって残されたチャングムは治療を続けている。恋仲になりそうな感じのジョンホ様は必ず薬を持ってくるといって村を後にする。
そして、なんやかんやあってジョンホ様は戻ってくるのだけど、力強い味方を連れてきてくれるのだ。
一瞬、同じ医局の仲のいい友達シンビかな？と思ったら、流浪の医者チャンドクさんだった！！
チャンドクさーーーーんっ！！
天才のチャングムよりも、頼りになる人と言ったら、師匠のチャンドクさんしかいない。一番強い味方が来たじゃないか！！
あのときも、よく来てくれた、よくぞ――！！
と快哉を叫んだ！
この窮地（特に医療関係の窮地）に、天才医師登場は胸が躍る。
大好きな登場シーン二選でした。
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