テレ東「知らない人んち(仮)」#4話

とうとう最終回。

またまた時間がないので、アイディアメモ。

昔起きた事件は、子供のひとりをアク、キャン、ジェミ、きいろで殺してしまったこと。あくまで事故。けれど、出生届を出されていない子だったために、死体さえ隠してしまえば隠蔽できるとなり、施設長があの暗室に死体を隠している。

きいろのふりをしてやってきたのは、殺された子の姉。自分に妹がおり、それが行方不明であることを知ったために探していて、養護施設に辿りつく。

本物のきいろはすでに亡くなっており、亡くなる前に子殺しの隠ぺいを知らされていた。

アクは施設のもうひとりの責任者であったゲスト女優さんに会いに行く。彼女は亡くなった施設長の別れた妻。過去のことを知るもうひとりの大人。すると、そこには警察に連れていかれたはずのキャンがいた。

実はキャンが本物の「きいろ」。これはすべて本物の「きいろ」が仕組んだこと。「きいろ」はあるきっかけで、過去の出来事を思い出していた。上で死んだのは本当はキャン。(ちなみに沖縄にはキャン喜屋武という苗字がある)

全ての原因のもとがある暗室へ確かめに行こうとみんなで暗室へ。

暗室に隠していた大きなビニールの箱を開ける。そこには消臭剤や石灰などが詰められている。それを掘っていくと、中から出てきたのは、うさぎのぬいぐるみ。

「どうして、死体はどこに?」

となる。

そこで「死体はどこにもない。本当は誰も殺してないから」と、「きいろ」であるキャンが話し出す。

昔、この施設では死体ごっこが流行っていた。しかし、それで子供のひとりが窒息して重体になる。施設長夫人はこの遊びを止めさせるために、遊びのメイングループであるアクたちに、重体だった子が、死んでしまったと嘘をつく。

施設長夫人は催眠術を使えたので、箱にぬいぐるみを入れるのを、みんなには死体を埋めるように信じさせることができた。

そうやって罪悪感を植え付けることによって、遊びを止めさせたのだ。

ところが大人になっても、なかなかその催眠術が解けずに、みんなが殺人の罪悪感に苦しんでいた。そのため、この大がかりな仕掛けは、催眠術を解くためにもうけられたことだった。施設長も死んでない。

箱の中の死体がうさぎのぬいぐるみに見えれば、催眠は解けたことになる。そして、みんなうさぎのぬいぐるみに見えるので、大成功。

みんなでわいわいと乾杯をしている。

が、ラストうさぎのぬいぐるみを置いてある場所に、灰色の手足の子がいるカットイン。

やっぱり殺していて、外にいる誰かに家に火がつけられるところでエンドでも。つけているのは施設長的示唆。

「さあ、お片付けの時間ですよ」

で、エンド。

お話を気に入ってもらえましたら、NovelJam作品「笑い狼は笑わない」を投げ銭代わりに買ってくれると喜びます。私の書いた怪談物語です!!
よろしければ、スキ(♡)を押していただけるととても励みになります!!
スキは非会員でも押すことができます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?