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【風呂酒日和26-1】 金松湯(きんまつゆ)

【風呂酒日和(フロサケびより)】
どこかで銭湯を見つけると、つい寄り道したくなる。
銭湯から出ると、つい一杯飲みたくなる。
そんな私がふらりと立ち寄った、心と体とお腹を満たす、銭湯と居酒屋をまとめたマガジン。


大山駅を降りるとすぐ広がる賑やかな商店街。
銭湯に向かう前に少し周辺をふらつき、今日のお風呂上がりの行き先をちょっと偵察する。


商店街の隙間から細い路地に入ると、ぽつぽつと小さな提灯が並ぶプチ横丁のようなものを見つけた。
うわー、この懐かしいようなどこか異国のような場末感。
テンション上がる。
見た目がすごいタイプだが、おそらくこれは居酒屋というよりはおばちゃんが1人でやっていて、店内も5人でいっぱいになるくらいの、美味しいは美味しいけど名前のつけられない料理が知らないうちに勝手に出てくるタイプの店だと思われる。
さすがに1人でここはちょっとハードルが高い。


そんなことを思いながらふらふらしてるとあっという間に銭湯に着いてしまった。うん、やはりまずはお風呂に入るか。
商店街にいきなり現れたささやかな看板。
路面店よりちょっと奥まったところに入口がある。

靴をしまい、ロビーに入るとすぐ右手が受付だ。
奥には長椅子がありちょっとした休憩スペースと、テレビも。
タオルを借りて脱衣室へ向かう。


ふむふむ。
中も至ってニュートラル。
脱衣室には洗濯機が2台。
銭湯に来て洗濯したことはないが、脱衣室に洗濯機があるスタイルはなかなかいいと思う。

隣のランドリーに入れて、その間にお風呂に入るよりなんとなく安心な気もする。
コインランドリー、好きなんだけど夜は独特の雰囲気があってなんとなくちょっとこわい時もある。加えての場合は、コインランドリーに洗濯物を入れ、お風呂に入ったらふ〜いいお湯だったとそのまま忘れて帰ってしまいそうな気がする。

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