フォローしませんか?
シェア
山村篤史
2019年1月29日 16:30
「在るのは無いものだけだ」というのは、ウィリアム・シェイクスピア作『マクベス』(松岡和子訳)の第一幕第三場に出てくるセリフです。魔女に王となることを予言された直後、王殺しを想像してしまうマクベスの傍白なのですが、常識的に考えると受け入れがたいものがあって、戯曲を解釈する時に扱いの難しいセリフです。目の前の物質や道具などは「存在する」。「在るのは在るもの」なのではないか?このセリフは間違っているの