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プッカと私のどうでもいい考察

「好きなお菓子何?」
と聞かれたら、私は「プッカ」と答えるだろう。

カリカリの中においしいチョコが入った、明治のお菓子プッカ。
プッカは今やロングセラーのお菓子なのに、とりわけプッカが大好物という人は私の周りでは聞いたことがない。
なぜだろう?

そこでちょっと考察をしてみた。

プッカを知ったきっかけ

子どものころ、急にCMで出てきたイメージがある。ナイナイのCMだった。

調べてみると発見した。


そうだ、これこれ!久々に見ると時代を感じる。遠藤久美子さんが可愛い。
降車ボタンのくだりのまねごとを、友達としていた記憶が蘇った。
当時、『めちゃイケ』でナイナイは大人気だった。

子供心ながらに、おいしいけれど、なんかトリッキーな変な形のお菓子なので、ポッキーのように定番とならず、一時の商品のような気がしていた。
それが、『めちゃイケ』が終わった今も長く残るお菓子になるとは。

プッカとは何か

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「プッカ」とはそもそもなんだろう。
名前の響きからして「ぷっかぷっか」と浮いているような、形状からしてクラゲのような軟体生物のような気がする。
しかし実態は、硬いカリッとしたお菓子である。カタカナで「プッカ」とすることで硬さを表現しているのではないか。

何かプッカにたどり着く手がかりはないものかと、パッケージを眺めてみた。

ほう。英語のつづりは「Pucca」と書くのか。海外にも向けた商品であるようだ。
昔、ヨーロッパで見かけた「Pocky(ポッキー)」が「Pocky」でなく、「MIKADO」というネーミングで売られていたのに驚いた記憶がある。
プッカは世界にも通じるのだろうか。

そんなことをぼんやり考えながら、パッケージの横を見ると、「プッカのなかまたち」という紹介コーナーがあった。

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プッカに仲間がいたなんて……。衝撃的である。8種類もいる。

さっきのお皿をよく見てみると、ほんとだ!ピーノとフォース、ワレーノもいるではないかっ!!

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長年食べてたのに、無の境地で食べていたため、形の違いに全然気づかなかった。
プッカは名前からして、未確認生物だという結論に至った。

プッカの名前の意味を検索するとわかるかもしれない。でもミステリアスなままの君でいてほしい。

プッカを好きな理由

◎プッカはおいしい
外のプレッツェルの香ばしい生地と、中のチョコのハーモニーが最高である。
一度袋を開けてしまうと、最後までノンストップ。

さすが明治のチョコで、チョコ自体がおいしい。
同じようにチョコの外側がプレッツェルであるロッテの「トッポ」にも味が似ている。
トッポももちろん大好きなのだが、プッカは丸っこい形で中に空洞があるため、食感が弾けて楽しいのだ。

トッポにプッカに、みんなポップで可愛いなあ。
「お母さん、プッカ買って!」と子どもが言いやすく、お母さんもその声を聞き取りやすいから購買につながるマーケティング戦略かも、と考えた。(たぶん違う)

◎プッカはお手頃価格である
物心ついた時から100円前後を保っている。キオスクやコンビニでも同価格だ。普段使いのおやつにちょうどいい。

黄色いパッケージが、お菓子売り場に並んでいると、つい手を伸ばしてしまう安心感がある。

みんなもきっと、プッカは当たり前にそばにいて手軽に買える存在なので、そこまで大好物と言わないのではないだろうか。
そんな君の魅力に私は誰よりも気付いてるよ。

以上、プッカを食べ終わるまでに考えた、私のどうでもいい考察である。

#おいしいはたのしい

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