あなたが自分らしく幸せに生きる鍵。～家系の課題、テーマ～③

蟹座の新月からの１カ月で向き合うべき家系の課題、テーマ。
そしてその根っこにある罪悪感と無価値観についてここまで書いてきました。

今回はそれらと向き合う意味。
そして自分らしく幸せに生きることとの繋がりについて書きます。
シリーズ最終回。ちょっと長めの記事です。

７．あなたの中にある家系の課題に気付く

家系の課題、テーマは、先祖代々苦しんできたもの。

親も、その親も、またそのさらに親も、「自分嫌い」を抱えてきたわけではないでしょう。そしてここまでこれを読んでくださっているあなたも、好きで「自分嫌い」をしてきたわけでは無いと思います。

家系の課題から抜け出すためには、まず自分が家系の課題を抱えていることに気付く必要があります。

いつも自分が無意識に繰り返しているパターンがあります。そこに目が向かない限り、まずそこから出ようとも思えません。

うまくいかずにモヤモヤしていること、探してみましょう。

気付いても、家系のパターンはそう簡単に抜け出せるものではありません。

前回も書きましたが、先祖代々、繰り返しているパターンなので、自分が「えいやっ！」と抜け出そうと決意しない限り、同じ轍を踏んでしまうのですね。

この轍を抜け出すこと。エネルギーは必要です。向き合うのは苦しいことがほとんどです。うまくいかないことも多いでしょう。

でも、そこに今まであなたが生きて来た、そして生きていく意味があります。

８．家系の課題を乗り越えるために必要なこと

家系の課題を乗り越えるために必要なこと。

それは人との関わりです。

家系の課題は、一人で乗り越えるのは難しいものです。自分の視点だけでは、結局同じ思考回路が働いて、同じループに入ってしまう。だからこそ、誰かの視点が必要なのです。

自分が出来ないことを、誰かに助けてもらう。

自分の弱さや駄目な部分を、誰かに支えてもらう。

「自分一人で完全に課題を克服した！」という状態は、生きている限り来ないのだと思います。

誰かに手を差し伸べてもらいながら、繰り返し繰り返し、地道に取り組んでいくのが人生なのです。だからこそ、人は関わりの中に生きているのだと思います。

会社勤めでも、起業してビジネスをするのでも同じことです。

あなたが課題としている部分、そして、それを乗り越える過程は、誰かが必要としているもの。

それを乗り越える経験を共有することが、自分の価値を、ひいては関わる人の価値を上げていくものなのです。

人生は、人と関わりながら、それぞれの資質を活かして、社会を良くしていくためにあるもの。そして地球を良くしていくためにあるもの。

自分がネガティブを感じることを乗り越え、社会に貢献に喜びを感じることが魂が喜びを感じることなのです。

９．あなただけの価値を発揮するために

関わりを持つのは、同僚かもしれないし、ビジネスパートナーかもしれません。もしかしたら、自分が手を差し伸べるクライアントから気付きを得て、実は自分が手を借りていた、なんてこともあるかもしれません。

あなたが苦手なことは、誰かの得意なこと。

あなたの得意なことは、誰かの苦手なこと。

繰り返しになりますが、一人で頑張らない事です。

誰かに自分の課題を委ねて、共に歩めるようになった時、本当に自分らしい人生が始まります。重く重くのしかかっていた家系のエネルギーが解放されて、みんなが軽くなります。

親やご先祖様が苦しんで苦しんできたものから抜け出した子孫を見た時、家系にとっての幸せが訪れるのです。

家系の課題は、あなたに託された願いと希望なのかもしれません。

僕がこの家系の課題を学んだのは、心理学スクールでのイメージワークでした。

僕が家系の課題を克服して自分嫌いから脱出し、自分らしく幸せに生きている姿。それを見て、親やご先祖様、みんなが泣いて喜んでいる姿がありありと浮かんで来ました。

それに気付いた時やっと、親や、さらにその親に向けられていた怒りが消えたのです。僕が自分らしく幸せに生きるために必要な課題を、ご先祖様がギフトとしてもたらしてくれたのだと、感謝出来るようになりました。

１０．おわりに

７月２１日から始まった蟹座新月の１カ月のテーマは、家系の課題から来る、あなたがとらわれて来た常識やルールに向き合い、あなただけの価値観を見出していくことです。

家系の課題を乗り越えるためには、誰かと手を取り合いながら、生きていくこと。自分だけの価値を活かして人生を輝かせていくことが必要です。

それこそが家系の癒しになることであり、あなたが今世、あなたの家系に生まれてきた意味なのです。自分らしく幸せに生きる鍵は、家系の課題の中にあります。怖くても、一歩踏み出して向き合ってみましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたと、あなたの家系に癒しが訪れることを願っています。