想いの数だけ強くなれる

5月はじめの土曜日。
世間が2度目の異常事態下でのゴールデンウィークを迎えている中、
Hinataboccoでは引き続き感染対策に気を配りながら作業が行われました。

なんと、今回は運営メンバー、キャストさん計10人参加と、今年はじめにHinataboccoが始まって以来1番たくさんのメンバーが集まってくれました。

はじめての人数だったので手持ち無沙汰になる人が出ないか最初は少し不安でしたがそんな心配はご無用。
漆喰塗り、障子張り替え、壁制作といった毎度お馴染みの慣れた作業に加えて、蔵整理や土間改修といった新しい作業にも積極的にチャレンジしてくれたおかげで
当初の予定以上に作業がすすみ、あちこちから「楽しい」との声が聞こえてきました。

以前住んでいた方の荷物がそのまま置いてある蔵は、なかなか手をつけられていませんでしたが人数の多いこの日に整理にチャレンジ。

蔵の手前にあった農機具には以前からお世話になっていましたが、奥の方には資材とともに本がたくさんありました。
古書のようなとても古いものから比較的新しい小説まで、ホコリと砂がかかった本たちを蔵から運び出しました。

以前住んでいた方はどんな方なのだろうと想像を膨らませながら作業をするのはなんだかロマンを感じました。


シェアハウスで二拠点生活をしている運営メンバーが事前に下準備をしてくれていたごはんがみんなへのご褒美です。
本日は、
・焚き火で作ったほくほくじゃがバター
・焚き火で作ったジューシーなステーキ
・下味ばっちりの鶏肉のからあげ
・疲れた身体にぴったりの塩焼きそば
・辰野の野菜を使ったサラダ類
というメニューでした。

レタスで唐揚げを巻いて食べるのがおいしい！
玉ねぎとステーキが合う！などそれぞれのおすすめの食べ方をシェアしながらわいわいと楽しい食事ができました。

また、この日はなんとおやつ付き。
みんなで摘んだよもぎで作ったよもぎ餅と、Hinataboccoから徒歩約5分のところにあるおさか製菓さんのかりんとうドーナツです。

よもぎ餅は隣の箕輪町の地域お越し協力隊の方々が作ってくれました。

今度はもう少し甘さを控えめにしようと話し合い、また次回再チャレンジします！

かりんとうドーナツは甘さが疲れた身体に沁みます。
作業の合間に食べてねと優しい運営メンバーからの差し入れにみんなほっこり。

朝から夕方まで1日がかりの作業だったので当然疲れました。
でもひとりひとりが意欲的に動いて積極的に活動をしているので、古民家には日々色んなひとの想いが詰まってきています。

たくさんのひとの想いを胸に、また疲れるくらいがんばろうと強くなれた1日でした。