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祝/呪

お久しぶりです。

新年早々1月1日、石川県で震度7にも及ぶ大地震が起こりました。

私の家は関西ですが、それでもいつもの地震とは違う、大きめの揺れと長さを感じました。
楽しいお正月を迎えるはずが、SNSもテレビも災害のニュースで溢れかえり、あの頃を思い出させるような自粛モード。
無気力感や無駄な後ろめたさを感じたり。

自分を奮い立たせるためにも、こんな時こそ文章を書こう!と思い約1年ぶりにnoteを更新します。

大好きなアーティスト、Teleのライブの感想。


2023/10/13
祝/呪

前回のワンマンnai ma ze 大阪公演の日からチケットを申し込み楽しみにしていた公演。
nai ma zeに続き母と参戦。整番が良くて、3列目の真ん中で見ることができた。

今からもう3ヶ月弱も前になるらしい、、
(本当は公演後すぐ感想を文字に起こしたかった)
記憶を辿って少しだけ記録として残したい。

ライブの感想を一言で言うと美しかった。

舞台の上のTeleも。観客も。音、空気感、時間、全部が美しいなって。
この日、前日まで体調不良で寝込んでいた喜多朗くん。
私は正直不安で、心配で、最悪中止になることも考えてしまっていた。

でも舞台上の喜多朗くんは、
「こんなことでライブ中止にするわけないだろ!(ニュアンス)」
って言ってくれて、いつも通りの、いつも以上にロックスターだった。

2回席ーーーー!って無邪気に手を振ってた喜多朗くんも
徐々に汗を流す喜多朗くんも
全員のボルテージが上がって歌う花瓶も忘れられない。

終わってから改めて「祝/呪」ってすごいツアー名だなと。

祝いも呪いも祈りから始まる。
良い祈りが祝福となり、悪い祈りが呪いになる。

生きてれば呪ってしまいたいくらいのこともあるかもしれない。
自分の幸福より先に相手の不幸を祈ってしまうこともあるかもしれない。
気づかぬうちに、呪いの塊が生まれているかもしれない。

世界を良くなるよう祈ろう!とか誰にでも優しくしよう!自分を愛そう!までいかなくとも、日々の穏やかな幸福に目を向け、未来の幸せを祈って強く生きたい。


2023/12/28
RADIO CRAZY 2023

記憶に新しいレディクレ。
この日のTeleが良すぎてたまらなかったので、インスタのリア垢でも長文の感想を垂れ流してしまった。
そのくらい衝撃的な40分間だった。

8時インデックス大阪に到着し、Teleスタートまで4時間弱並び、最前を取ることができた。
人生初の最前、夢に見たTeleの最前、それだけで心臓が飛び出そうだった。

マイクスタンドが奥にあるのを確認し、一曲目はロックスターと予想。
タオルと肘を柵にかけて待機(最前の特権)。
予想は的中して、大好きなロックスター始まり!
そこからは一瞬。でも一瞬と感じないように目と耳に焼き付けようと必死にみた。

目の使い方も手振りもステップもギター担ぐ瞬間もオーディエンスの声聞くときにイヤモニ外すところも好き。
やっぱりライブで聴くと「とっくにお前はさ、僕にとっての奇跡なんだ。」
「愛される権利は君にある!」「眠れない夜は君のせいじゃない、それはたぶん外の風が少し強すぎるだけ。」
あたりの歌詞が、普段イヤホンで聴くより染みまくる。

この日の鯨の子は語彙力ゼロになるくらい良かったな。
私の拙い文章に変換される方がもったいない気がするから書けない方が良いかも。

とにかくアレンジも煽りもパワーアップしていて、Teleの勢いを肌で痛感した。

どうしてこうもライブの記憶って薄れていってしまうんだろう。
自分だけが取り出せるどこかあったかいところにそのまま保存しときたい。

喜多朗くん生きていてくれてありがとう。
必ずまた生きて会いに行く。



被災地の皆さんが少しでも早く安心して生活できるよう祈りを込めて。


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