【実録】寝室のドア

昨夜は寝室のドアを閉めて寝た。

普段、
眠る時の子ども部屋は閉まっているが、
私の部屋のドアはいつも開いたままだ。

そのため、
猫達がベッドへ上がってきて、
一緒になって眠る。
二匹は思い思いの場所に寝ていて、
私は窮屈な姿勢で眠る。

ただ、
眠っているうちはいいのだ。

そのうち、
お腹が空き始めた猫達が、
私にちょっかいをかけてくる。
一匹は、私の枕元に来て、
顔に何度か軽い猫パンチを当てたのち、
マットレスを引っ掻き始める。

もう一匹はそれに呼応して、
私の足元の掛け布団を引っ掻き始める。
私の足が出ていれば、
足に被害が及ぶ。

枕元と足元。
早朝に繰り広げられるカオス

早ければ2時過ぎにはこれが始まる。
追い払ったりして
なんとか3時台までやり過ごし、
それから餌を与えて、
もう一度ベッドに戻るのが
日課となっていた。

そのうち体調の良くない方が、
私の布団に粗相をするようになった。
頻尿なので量は多くないけれど、
おしっこの匂いが染み付いているようで、
連続3日、
起きたら布団が濡れている。

毎日の洗濯にいい加減嫌気がさして、
昨日は寝室のドアを閉めた。

寝ている時に邪魔されない幸せを、
噛み締めて寝た。

今朝起きると、
こんなことになっていた。

落として壊された思い出のワイン用ケース
（スリムタイプ）

これは天井に一番近い棚に
飾ってあったものだが、
蹴り落としたようだ。

普段テリトリーにしている、
私の寝室に入れなかった
異常事態に反応したのだろうか。
どうやら夜の運動会を開催していた模様。

まだ起きていて気づいた息子が、
他の割れ物などを移動して、
置き手紙を書いておいてくれていた。
そして、
昨夜は息子の部屋が開放されており、
一緒にベッドで眠ったらしい。

早朝の猫パンチも受けなかったし、
布団に粗相もされなかったという。

あれか？
私は召使いか何かだと思われているのか？

ちょっとふてくされつつ、
今夜も寝室のドアを閉めて寝てみようと思う。

追記：マイトリさんからハンコをいただきました！
ネコの記事を書いたら貼り付けたいと思って、Meouと入れていただいています。

マイトリさん、ありがとうございました🥰