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グレート・ムタ(愚零闘武多)に学ぶ、マーケティング。

余談

タイトルの前に、最近盛り上がってるサッカーW杯。
ドイツ戦勝利後に、グッズの売り上げが前週比3倍になってるとのこと。
これ、、大会前いまいち盛り上がってなかったことを考えると、マーケの世界でよく言われる「キャズム」を
ドイツ戦の「歴史的勝利」がトリガーとなり、一気に超えた感がありますね。
…監督や選手に対する手のひら返しはちょっとどうなんかなって思いますが。。

認知はある、別に嫌いでもない、というマジョリティ環境の中で、
想像を超える(覆す)強烈な「きっかけ」によって溝をJUMPした感じで、ミーハー層を行動に移したって感じですね。
スポーツを特殊な世界とみるか!?議論はありますが、
人を行動させる行為ってのは、偶然性含めて改めて、「トリガー」が必要だという再認識になりました。
※一般社会で言うと、マツコのTVで紹介された、、っていうのが似たような現象を引き起こす感じですかね

プロレスの話

話は本題、プロレスとマーケティングの話。
先週、有明アリーナまで観戦に行ったことで、ついw
感動をマーケティングに併せて言語化に挑戦。

そこで感じたのは、10試合くらい行われた中で圧倒的な「グレート・ムタ」の存在感と、試合を「魅せる」スキル、そして圧倒的な「満足感」


Attention:当たり前だけど、「入場」がかっこよすぎる!!
イントロ鳴っただけで、会場が「うぉー」っと、会場の視線をくぎづけにする。かっこいい音楽と、衣装のおしゃれ感。

Interest:初めて見た人でも、この圧倒的に差別化された世界観で引き込まれてしまう。。コールされた後の、強烈なビジュアルインパクトにも引き付けられるし、その中身が還暦を迎えるおじいちゃっていうギャップ。
一緒に戦うのもバリバリエースのオカダカズチカってのもなんとも言えない。

Search:これは試合後、彼の経歴を調べまくってしまうってことで割愛。

Action:試合と言えば、正直派手な動きはもうできないんだけど(おじいちゃんなので)、1個1個の動きが光ってるのよね。
ドラゴンスクリューやフラッシングエルボーという極力「膝」に負担のかからない技を職人的に魅せる。
そしてそして、、、だれもが期待する「毒霧」を「待ってました」といわんばかりに、吹き出す!!

そう、それだよ!!

っていう「満足感」。
そして、これが出たら次はフィニッシュ!!
という、水戸黄門バリのストーリー感。

見てるこっちまで浄化されるすっきり感。
これを「言葉」なく演じてしまう。

Share:そりゃ、シェアしたくなっちゃうよね。
だって映えるもん。
人に言いたいもん。
自慢したいもん。
NPSも最高だね。

帰りの電車じゃ、彼の過去の試合もYOUTUBEで調べちゃうわけですよ。
そして、衣装含めて、進化を感じ、ストーリーを学び取り、
ファンになっちゃうわけなんだよなー。

・・・これって、マーケティングじゃん。

Tシャツ買いたくなってきたよ。

引退が惜しまれるが、、
この選手に続く選手がいないってのが悲しいけど、
グレート・ムタに、マーケティング及び、ブランディングを学んだ今日この頃。

惹きつけられるものを分析するのはおもしろい。

※海野翔太(海外武者修行から帰還した若手選手)よ、
 見た目と世界観が内藤&棚橋と被るので、自分なりのブランディングを意識せよ!

日々邁進

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