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腰の症状でお悩みの方へ

どんな方があてはまる?

腰痛や反り腰、ぽっこりお腹など腰に関する症状でお悩みの方が対象となります。


症状の原因

まずはなぜそのような症状が起こるのかについて、
お伝えしていければと思います。

反り腰やぽっこりお腹などの姿勢を呈している方に共通して言えるのは、
腰や股関節の前の筋肉は縮こまり
お腹やお尻周りの筋肉は引き伸ばされ弱くなっている。
そのような筋肉のバランスをきたしております(下位交差性症候群)。

これにより、腰の筋肉はカチコチに固くなり、
慢性的な腰痛やぎっくり腰となってしまう
このような症状を呈することが多く見られます。


下位交差性症候群
[Thanks to @visiblebody]

赤い線上の筋肉は縮こまり
青い線上の筋肉は引き伸ばされ弱くなる


症状の改善方法

  1. 縮こまった筋肉のストレッチ

  2. 引き伸ばされ弱くなった筋肉の筋力訓練

  3. 日々の生活習慣の是正

縮こまって固くなった筋肉をマッサージやストレッチだけで緩めたとしても、
弱くなった筋肉を働かせないと反り腰やぽっこりお腹に戻ってしまい
対処的な方法になってしまうのです。

逆に弱くなった筋肉をいきなり働かせようとしても、
引き伸ばされた筋肉は働きにくく非効率的な方法となってしまいます。
ましてや腰痛など痛みが生じている方は働かせたい筋肉に対し力がうまく入らず、
痛みを引き起こしてしまう恐れもあります。

また個別で行なった筋肉へのアプローチだけでは、
生活習慣が変わらないと同じ姿勢を呈してしまいまた戻ってしまう。
そのような負のループを断ち切ることはできません。

なのでまずは「3.日々の生活習慣」を見直していただいたのちに、
セルフケアに励んでいただければと思います。

可能であれば一度専門家に診てもらい、
個別にあった運動方法を指導してもらうのがベストかと思います。

ただ、専門家のところへ通う前に自分でなんとかしたい。
そんな方は下記のパワーハウスを鍛えることが一つの手段になるかと思われます。

パワーハウス

腰や骨盤周囲の安定に寄与する筋肉の総称で、
ピラティスなどでよく使用される用語です。

  • 腹横筋(下図では右のみ)

  • 多裂筋

  • 横隔膜

  • 骨盤底筋群

上記しました4つの筋肉がパワーハウスを構成する筋肉です。


パワーハウス
[Thanks to @visiblebody]


これらの筋肉を鍛えることで下位交差性症候群の是正に繋がり、
あとは日常生活で姿勢や動きに足して留意することで
いくらか症状緩和をはかることができると思われます。

行方としては呼吸法を行なってみたり、
ブリッジを行うなどの手段があるかと思われます。

おわりに

今回は腰痛とそれに関する内容で多い反り腰とぽっこりお腹についての
プチ知識について投稿させていただきました。

他にも首・肩に関する症状や、自律神経症状のプチ知識も投稿しております。

また今回のような症状に関するプチ知識以外にも
エクササイズ方法の投稿を随時発信予定ですので、
自分に合う方法をチョイスし
日々のセルフエクササイズの参考にしていただければと思います。

今回の投稿が腰の症状でお悩みの方の
生活習慣の見直しのきっかけになりましたら幸いです。

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