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わたしの好きなヨガ哲学の話

おはようございます☀️
社会福祉士のぽこです。
「もっと気持ちよく働いて、明日の自分にワクワクしよう!」をコンセプトに、自分で稼ぎを作れる福祉職を目指して発信しています。
このnoteでは、毎日一つ人生や働き方にワクワクするような考え方や発見を、障害者福祉の現場からお届けしています🗣


◇ヨガ哲学の話:The Yogis Magazine

今日は、ヨガ哲学の話です。
読みたい本はほとんど図書館かKindleで読んでいるわたしが、定期購読している唯一の雑誌。
それが、The Yogis Magazineです。

久々にわたしの趣味である「ヨガ」に関する記事になります。
今日はこの雑誌から、わたしの印象に残った部分をピックアップしていきます。

わたしはもともと、気になったことが頭の中でぐるぐる周って離れなくなってしまう性格でした。
わたしの発言で誰かを不快にしてしまっていないか。
もっとできたことがあったんじゃないか。
後悔や反省に近い思考がぐるぐる周り、頭の中が常に思考でいっぱいです。

もっと今の自分のことを見たい。
自分に対する反省だけでなく、肯定的な見方もしたい。
そんなふうに思って始めたのがヨガでした。
わたしの中で、ヨガをする人=仙人 というイメージがありました。笑
仙人のような思考コントロールができるようになれば、少し楽に生きられるんじゃないか?
そんな精神的支えを求めて、ヨガに取り組んでいます。

ヨガというと、ポーズを取ることでしょ?と思う人が多いのではないでしょうか。
実は、ポーズはあくまでもヨガの一部にすぎません。
ポーズ以外に生き方全体として「ヨガという生き方」が提唱されています。
その生き方を説いているのが、ヨガ哲学です。
わたしはこのヨガ哲学の分野がすごく好きなので、あえて雑誌を購入してヨガに関するエッセイや書籍を読んでいます。
今日紹介するのも、その中の一つです。

◇ヨガという生活

まず紹介するのが、濱奈津代さんという、ヨガ講師の言葉です。

「私の生き方からヨガが染み出ている生活が勉強になっているのがいいな」
そう語る濱さんには、ヨガインストラクターの師匠がいます。
その師匠の生き方を見て、こう思ったそうです。
その師匠の生き方というのが、ヨガスタジオの雑用的な仕事を進んでやる姿。
ゴミ処理、床の拭き掃除・・・
おそらく事務仕事も含めて、自分のスタジオに関係する仕事はどれも喜んでする。
そんな姿を見て、濱さんは「ヨガが滲み出ている」と思ったそうです。
生き方に思想が滲み出るということは、ヨガをしている間だけヨガ的な思想になっているわけではなく、日常的にヨガの思想が染み付いているということ。
本当の実践家は、その域まで達しているのだと感動しました。

ヨガだけでなく、あらゆることに言えます。
なぜ福祉の仕事をするのか?
なぜヨガをするのか?
そのコアとなる答え=わたしはどう生きたいのか が明確になればなるほど、自然と滲み出るものなのかもしれません。

わたしの生活から、わたしが生きたい人生が滲み出る。
そんな域まで達せられるようになりたいなと思えた文章でした。

◇自分への守りがいつの間にか攻撃になる

2つ目に、アヒンサーという考え方。
ヨガでは、ヨガをする者としてやってはいけないことと、やったほうがいいと推奨される行為があります。

その「やってはいけない行為」リストの中に、他者を攻撃しない=非暴力という意味で、アヒンサーという言葉があります。
そして、自分の思想を大切にしすぎることが、結果として自分自身に対する攻撃的な暴力になってしまう。
そんな話が書かれていました。

例えば、ビーガンの人。
動物や地球を守るため=動物や地球に対する非暴力のためにビーガンになっている。
彼らがもし、他者に対しても強要したら?
もしくは、自分はお肉や卵を食べたいのに、無理に食べないことを強要したら?
それは、周囲や自分自身に対する非暴力に反します。

このように、自分が大切にしたいものを守ろうと固執しすぎることが、逆にその対象やそれ以外の存在に対する攻撃性に繋がってしまうのです。

わたしはこれを読んで、最近の自分の働き方について考えるきっかけになりました。
残業はしてはいけない。
無理な働き方はしてはいけない。
自分を守るため。

そんなふうに強い意思を持っていましたが、自分がやりたい支援のために必要な残業さえも制限してしまい、とても苦しい状況に陥っていることもありました。
そんな時、自分のためにと思って決めた「残業しない工夫をする」という硬い意志。
それが結果として自分を傷つけているのだということに、気がつきます。
なんのために、誰を守るためにそれを頑張っているのか。
結果として、それを壊してしまっていないか。
苦しくなったり、違和感を感じた時にはそれを思い出す必要があるなと感じる文章でした。

ということで、今日は久々にヨガについてお話ししました。
福祉の仕事をしていると、ヨガ哲学のような「生き方」そのものに対する考え方がぐらつきます。
そんな時の支えになってくれル、ヨガに感謝です。

それでは、今日も読んでくださりありがとうございました。
また次の記事でお待ちしております💐


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