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”毎日”やらないと鍛錬にならない時がついた

こんにちは。Hinaです。noteを書き始めてから100日以上経過ましたが、ここ1ヶ月は時間がある時にまとめて記事を書き、それを1日ずつ投稿するというスタイルをとっていました。このスタイルをとり始めてから、自分の”書く力”が著しく劣ったのを感じています。


◇なぜ私の”書く力”は弱くなったのか?

noteをスタートしてすぐの頃は、毎日1つの記事を書いて投稿するのがやっとでした。そのため、時間を決めずに毎日とにかく1つ記事を書く、という形で発信を継続していました。その後慣れてきて1つの記事を書く時間が短縮され始めてからは、ある程度まとまった時間さえあれば複数の記事を作成することができるようになってきました。まとめて記事を書けば毎朝書く必要はないし、同じ時間帯に記事を更新できるし一石二鳥では?と思い、いつの間にか下書き一覧には何件も投稿待ちの記事が並ぶように。

すると、その頃から少しずつ、まとめて記事を書くのに時間がかかるようになってきたのです。また、書いた記事の文章や言葉並びにも納得がいかず、さらには日常的に感情の不消化感を感じるようになりました。

「毎日投稿しているはずなのに、おかしいな」

そう思い、何がこうさせているのかを振り返ってみました。そして、あることに気がつきました。
それが、毎日投稿はしているけど、毎日書いてはいないということです。

◇鍛錬は継続なり


皆様、筋トレの経験はありますか?もしくはジョギングなど、少しずつ少しずつ力をつけていくために毎日何かを継続した経験を思い出してみてください。
また、私は学生時代吹奏楽部に所属していました。他の部活動でもそうだと思いますが、楽器の練習は1日休むと感覚を取り戻すために3日かかると顧問から口を酸っぱくして言われていました。そのため、年末年始、お盆休みであっても、1日10分は必ず楽器を吹くように心がけていました。
筋トレも楽器の練習と同じで、しっかり筋トレをして、リカバリー期間を設けてまた筋トレして・・・というサイクルを定期的に継続して繰り返すことで、少しずつ筋肉が育っていきます。私は、書く力を育てるためにはこの楽器練習や筋トレと同じように”定期的にやる”ということが必要だったのだと気がつきました。

◇目標に見合った”定期”を見つける

書く力をつける練習で大切なことは筋トレや楽器の練習と同じ、と言いましたが、そのサイクルは事柄によって違っていいと思います。
例えば、楽器の練習なら時間を問わず毎日やることが大切です。1日に10分をいかに毎日継続するかが、いつも同じ状態で楽器を吹ける口でい続けるかに影響します。
一方、筋トレで言うと、その強度によります。本格的なトレーニーは毎日部位を分けて鍛えることで、部位ごとにしっかりリカバリー期間(お休み期間)を設ける方が効果的です。胸筋を毎日鍛えるより、胸筋を鍛えて数日は胸筋にお休み期間を与え、育ててあげる方が効果的だそうです。ダイエット目的の筋トレとなると、少しでいいから毎日10分程度の運動をするだけでも効果があると聞きます。一口に筋トレといっても、目的やその強度によって継続に最適な頻度は異なります

では、書く力についてはどうか。
やってみた経験から考えると、私の場合は土日にまとめて記事を書いて平日は下書きから更新設定をするだけ、というスタイルでは、書く力が全く育ちませんでした。むしろ衰退したのを感じていたので、この頻度は私にとって少な過ぎました
また、”常に考える”という習慣が少しずつ薄れてきてしまいました。以前は毎日記事探しをしていたのに、今では思考の解像度をあげてきちんとした文章として考えるまでに至らない、ぼんやり思考が増えてしまいました。それが私の心をさらにモヤモヤさせています。私がnoteを書く目的は、思考する習慣をつけること、そしてそれを言葉として起こす力をつけることです。決して、”毎日投稿する人であり続けること”ではありません。あくまでも毎日投稿することを通して”考える人”でありたいのです。
ということで、またしばらく簡単にでも毎日書くということを繰り返してみます。

◇言葉に起こす鍛錬

思ったことを言葉にする力をつけるための鍛錬として、noteを書いています。発信を継続することはあくまでも手段であり、目的は書く力をつけること。それに向けた書き方を考えてみようと思いました。

私は、思いや思考を自分自身が紡いだ言葉で表すことができる人は、とても素敵な人だなぁと感じます。人に自分の考えを伝えるという行為は、とても貴重で、崇高な行為です。社会福祉士として障害者支援に携わっていると、自分の思いをうまく言葉にできないことで苦しみを抱えている人と毎日出会います。
「こんなに苦しいのに、誰もわかってくれない」と毎日電話をかけてくるクライエントは、その”苦しさ”について詳細に何がどう苦しいのかは話せません。うまく伝えることができず、余計に苦しさを感じています。
「家/施設にいたくない」と怒りながら、時に涙しながら訴えて来られるクライエントも、家やその施設でどんなことが不快で、何をどう変えていきたいのかを伝えることが難しい。自分の思いを伝える何かしらの術があれば、そのモヤモヤは改善されるかもしれません。
私も含め、人間は誰かに話を聞いてもらって、わかってもらうことで安心します。思いを言葉にきちんと乗せることができる人は、それだけで生きやすくなるのです。

自分自身がまず言葉を操れる人になり、いつかは苦しさを感じている誰かのお手伝いができたらいいなと思います。

ということで、言葉を紡ぐ力についてお話ししてみました。
では、また💐

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