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今日の残業が来年の自分を壊す?小手先の残業を見直そう

おはようございます☀️
ぽこです。

「もっと気持ちよく働いて、明日の自分にワクワクしよう!」をコンセプトに、自分で稼ぎを作れる福祉職を目指して発信しています。
このnoteでは、毎日一つ知れば人生にワクワクするような考え方や発見を、障害者福祉の現場からお届けしています🗣

※今日のアウトライン

・今日の残業が来年の自分を壊す
・「前の人はやっていた」呪い
・時間軸を長くしよう
・残業する人になるかどうかは、自分で選べる!!

ぽこ

◇今日のテーマ「今日の残業が来年の自分を壊す」

早速、今日のテーマ「今日の残業」「来年の自分」についてです。
最近、このテーマについて考えるきっかけが2つありました。

まず1つ目は、単純に自分の残業が最近増えてきたことです。

◇時間管理が水の泡


私が勤めている救護施設という施設。
この施設の特性上、例えば明日帰る場所がない人、もしくは法律等の関係で早急に退院しなければならないのに、帰る場所がない人からの相談が多発しています。
(梅雨時は精神的に崩れやすい時期なので、季節的な影響も大きいかもしれません)
そんな「今すぐなんとかしてください」と言ったケースが続いて舞い込んできました。
それも、夕方5時過ぎに「今保護された人がいるんだけど見てもらえませんか」という連絡が来ることもザラです。

私は、日々の業務をいかに定時(もしくは30分、1時間以内)で終えるかを考えていますが、全然歯が立ちません。
相談員としての私の役割上、保護をお願いされたら断るにせよ、受け入れるにせよ、その手続きを最後までやらなければなりません。
他のフロアの人に任せるわけにもいかないので、自分がどう頑張っても時間管理が追いつかない範囲があり、それにすごくストレスを感じています。
これが、「残業」について考えた一つ目のきっかけです。

◇「前任者はやってたよ」

もう1つは、同じ立場にいる同僚がフロアの業務もしているため、結果的に自分の負担が増えていることです。
私の他にもう一人相談員がいますが、彼は介護業務も担っているため、ほとんど相談業務にあたれません。
そんな中、私一人が全て担っている今の現状に、「私一人が欠けたら全く回らなくなるのでは?」と不安感を抱いています。

さらに不安を募らせたのが、ベテランからの言葉です。
ベテランの方に状況を伝えて助言を募ったところ
「今までの人もそうだったからしょうがないよね」と一蹴。
前の人がやっていたら、私も同じようにこなさなければいけないのか?
みんなが大変なら、私も大変な業務を担わなければならないのか?
「前の人もやっていたからあなたもやって」という言葉が最近よく耳に入ってくるので、ここについても考え直したいと思いました。

これらの出来事が、今回この「残業が未来の自分を壊す」というテーマについて考えるきっかけになりました。

◇長期目線で残業を考える


この2つのきっかけについて改めて考えた時、気づいたことがあります。
それは、先輩たちが残業して対応してきたことが今の状況を生み出しているということです。

先輩たちがやってきたことは私には手が出せないので仕方ありません。
しかし私がその対応を続けることで、今後入ってくる後輩たちがそれを引き継いでいかなければならない状況になる可能性があります。

私は今後、子供も欲しいと思っています。
子供がいない今でも、副業や自分の時間も大切にしたいです。
さらに、持続可能な福祉職を目指している身として、今の残業が未来の自分を壊す原因になり得ると危惧しています。

今日残業をすれば今日の業務は終わります。
しかし、もっと長い時間軸で考えなければならないと思うのです。
今日残業することで回っていた業務は、来月も同じ時期にまた回ってきます。
小手先の残業を繰り返していると、このやり方でしか回せなくなります。
いわゆる自転車操業のようなものです。

今私がやらなければいけないのは、小手先の業務をどうこなすかではなく、物事のやり方そのものを見直し、余白を作ることです。
残業で対応するのではなく、長期的な視点で残業をしなくても済むような構成を作り出すことに、もっとフォーカスする必要があります。

例えば、突然の受け入れをマニュアル化すること。
17時以降は相談員が対応できないから、現場の人にお願いすることにして、そのために必要な手続きをリスト化する。
そんなふうにして属人化(その人しかできない状況)を防ぐ工夫が必要だと感じます。

「前の人はやっていたから」という言葉の裏には、その前任者が無理をして対応していたことで他の人が楽をしていたケースが多いと思うのです。
その楽をしてきた人、つまりフリーライドしてきた人が「前の人はやっていたからあなたもやって」と言っている。
つまり、そこにはその人の利益が隠れています。
だからこそ、私がその負担を引き受けてしまうと、次の後輩にもその負担が引き継がれてしまいます。
これを防ぐためには、スモールステップで業務を分担し、最終的には全てを任せることができるようにすることが有効だと考えています。
資料作成を全て担うのではなく、一部のデータ抽出だけ依頼する。
そして緊急時に対応をお願いする時、0からお願いするのではなく20くらいは知った状態でお願いできる。
これだけでも随分違います。
こんなふうに、長期的な目線で残業をとらえ、小さく変化を起こして行く必要があると思うのです。

◇残業する人になるかどうかは、自分で選べる!!

私が抱えている残業の悩みと、「前の人はやっていた」という言葉への違和感について考えてみました。
要は、残業する人になるかどうかは自分で選べるという話です。
無理なく自分にできることとできないことを見極めて、残業するかどうかを自分で選択することで、もっと働きやすくなると思います。

今日の記事が何かの参考になれば嬉しいです。
それでは、また次の記事でお待ちしています💐

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