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成長って誰かと比べて見つけるんじゃなくて、今日の自分の中に見つけることなのかもしれない

最初はグンと伸びて、そのあとちょっと悩んで、また伸びる。
そのあと、なかなか伸びないんだ。成長が止まるんだ。

それは確かに、スキルやキャリアの話ではそうかもしれないですが、人間は植物と同じように日々何かしら成長しているんじゃないですか、と言いたいのです。

トマトが、種から苗まではぐんぐん伸びて、そのあと1ヶ月くらいはピタリと動かなくて、そのあとグングン伸びてたりしたら、ちょっと気持ち悪い。

植物は、何日か見ないうちに「お、大きくなったな」って人間には気づかれますけれど、毎日毎日ちょっとずつ大きくなっているんです。

人間だって、毎日ちょっとずつ髪の毛が伸びてたり、顔が変わっていったり、好き嫌いが変わったりします。

その小さな変化を、成長を呼ばないでなんと呼ぶのでしょうか。

どうして、「そんなものは成長とは呼ばん!」って躍起にならないといけないのでしょうか。

私自身に、問いかけてみました。

だってね、自分の中の変化より、目に入る他の人との違いの方が、わかりやすいから。自分の中の小さな小さな変化なんて、埋もれて見えなくなってしまうから。

そう言うんです。

じゃあ、こうしましょう。

いつもより早く目が覚めたり、
お味噌汁がいいお味になったり、
お花の水を取り替えたり、
仕事でちょっとだけうまくできたり、
そういったことを、

事実やただの変化にするんじゃなくて、

全部、成長だってことにしよう。

心が疲れている時だけやればいいって?

いいえ、これはきっと、続ければ誰にも負けない力になります。他の人と比べなくても、自分の成長に目を向けられて、認めてあげて、自立ができる。自分はどんな毎日を送っているのか、SNSで比べてみなくたってわかる。

自分の中にある花に、絶やさずにお水をあげることができる。

この力は、きっと、あなただけのものになる。


だから今日も、おやつをおいしくつくれた私は、ちょこっと成長しているって、思っているんです。

言葉で、日々に小さな実りを。そんな気持ちで文章を綴っています。