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【アーユルヴェーディックな暮らしのすゝめ】病気になることは悪いことではない

こんにちは、Hinakoです。

6月20日から、帯状発疹の痛みが続き、6月28日に悪化したことにより入院しておりました。
詳しくはポットキャストにて配信していますので、ご興味がある方はそちらをご視聴ください。

日々、ヨガやアーユルヴェーダ的な暮らしをしていた自分としては、帯状発疹にかかったことはとても驚き、正直悲しみも感じておりました。しかし、この病気から学んだこともたくさんありましたので、今回はアーユルヴェーダ視点でお話しできればと思います☺何事も狂信的になってはいけないなあと思った次第です…。

病気になる時はなる

私は日々アーユルヴェーダの生活を取り入れ、身体も心も良くなり、ストレスは比較的少ない状態で過ごせていると思っていました。そしてこの暮らしを過ごせている要因である、ヨガやアーユルヴェーダの恩恵が素晴らしいと思い、この二つをお伝えすることを仕事として活動しています。

そんな張本人である自分が、”帯状発疹”という病気にかかってしましました。
私の場合、痛みから始まり、湿疹が出るのに5日かかったためかなり長い付き合いとなっています。現在もまだ湿疹や痛みが出た部分にしびれや痛み、かゆみが残っており完治とは程遠い状態ではありますが、この結果だけを見て”悪い事”とは言えないくらいこの病気からたくさんの恩恵を受けました。

どんなにヨガ的でアーユルヴェーダの暮らしをしていても、「病気になる時にはなる」んですね。私が証明できたと思います。そして、病気というのは、病状は様々あると思いますが、一貫して”これまでのやり方を見直すチャンス”なのです。すべてはこれまで自分が行ってきた行いの結果です。今回はかなり痛みが強かったので最初はポジティブに考えることはできませんでしたが、この”チャンス”に気づいてからはありがたさしか感じておりません。「○○していれば大丈夫」そんなものはないと、思い知りました。

狂信的になってはいけない

ある意味私は今まで安心しきっていました。ヨガやアーユルヴェーダ的な暮らしをしていれば、病気とは一切無縁だと。しかし、あくまでも私が日々行っているヨガやアーユルヴェーダは「予防」であり、カバーしきれない時には大きな膿として毒だしが行われます。私の場合、この毒だしの方法が”帯状発疹”だったんですね。
2週間に及ぶ休養生活と、今後も安静に無理しない生活を強いられている状況になりますが、これもある意味”必然”であり、必要なことだったんです。どんなに浄化や予防をおこなっていても、自分にとって”毒”となることに気づけていなければ、いかなる状況でもその溜った毒が悪さを行います。

私の場合はその毒が”無理して頑張る”ことでした。完全に無自覚でした。過去に行った無理した頑張りのせいで、完全に勘違いを引き起こしていたのです。バロメーターが壊れていたんですね。この詳しい内容についてはポットキャストで語っているので良ければお聞きください。

教訓を得て、繰り返さないように変える。これがアーユルヴェーダやヨガ的な立ち振る舞い


では、病気になった今、今後はどのように生活していくのか。それは病気が教えてくれた”教訓”を生かせるかどうか、です。私の場合、今回の教訓は”努力はするが無理をしない事”でした。
これまでデフォルトが”無理して頑張る”だったのを、”自分ができることだけを着実に行う”に方向転換しようと思っています。それは仕事の内容でもありますし、日常生活のこと、人間関係も全て含みます。
自分というものをいかに総合的に見て、対処できるか。そんなことを試されているような気がします。
アーユルヴェーダはいかに”全体を見てバランスよく判断できるか”を大切にしている学びです。ドーシャであれば全てのドーシャに偏りなく過ごせることが心地よさを生み出しますし、身体の循環が出来ているかどうかが不調とおさらばする指標になったりします。部分的に観ないことが大事なのです。

…と偉そうに語っていますが、これが出来ていなかった結果が私の場合帯状発疹として現れました。強く教訓として得て、自分の心地よさを追求した生活を今後していきたいと思います。
皆さんも、どうか”全体的にバランスを取れているか”と一度自分を見直してみてください。一つでも歯車が書けると、いつか崩れます。バランス、とっても大事です。

ここまでお読みいただきありがとうございました。より良い1日をお過ごしください。

Om
Hinako

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