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【アーユルマタニティ記録】妊娠後期(8か月、9か月、10か月)のキロク

こんにちは。Hinakoです。

お久しぶりの更新となりました。
実は、予定日より18日も早く無事出産しました!


予定よりかなり早かったせいで、noteの記事も妊娠後期を更新することが出来ずに出産に至りました…(笑)その為、更新が遅くなりました!
とはいえお陰様で無事出産できたので何より。と思いながら現在産後2か月をそろそ迎えるところです☺
今私の隣で泣いている赤ちゃんがお腹の中にいたころのキロクを書くのは不思議だなあ・・と思いながら、記憶をたどって最後のマタニティ記録を書こうと思います。

前回は「【アーユルマタニティ記録】妊娠中期(5か月、6か月、7か月)のキロク」でした。ご興味ある方はこちらから読み進めて頂くことをお勧めします。

妊娠後期を一言で表すと「マイナートラブル祭り」。いよいよ本格的に妊婦さんだと自覚もあれば周りもそういう目で見てくれるようになります。何より赤ちゃんが急激に大きくなるので、身体的なしんどさが増す時期。そして最後には出産が待っています。しんどさと共にあと少しでお腹の子供に会える楽しさもある、妊娠生活最後の3か月です。

妊娠後期とは?

妊娠中期も終わり、いよいよお腹も大きくなって出産も目前になる妊娠後期は、週数でいうと28週~40週を指します。大きな違いはとにかくお腹が大きくなること。そしてそれに伴う身体的なしんどさが増え、マイナートラブルが最も多きなる時期と言われています。
また、産休に入ったり、お産の準備や産後の赤ちゃんお世話グッズの準備など、いよいよ本当に子供が出てくるぞ~と実感もわきやすく、楽しさと不安が入り混じる感情的にも不思議な時期でしょう。
何よりも身体が重たくなりますので、無理せずにすごすことはもちろん、その反面身体を動かすことがかなり億劫になりますので、安産に向けて適度な運動習慣を続けることは非常に大切になります。

妊娠後期の大きな変化は”マイナートラブル”

先ほども記載しましたが、妊娠後期はとにかくマイナートラブルが増えます。よく言われるマイナートラブルを羅列すると下記の通り。

お腹の張り、痛み
便秘、下痢
むくみ、脚がつる、脚の付け根が痛い
貧血、動悸、息切れ、めまい
腰痛、肩こり
頻尿
胸焼け、胃の逆流

あくまでも傾向であり、人によって全く症状は違いますが、これら以外にも大変だったことは「睡眠」でした。
お腹が大きいので寝方が難しい、そのことによる睡眠の質の低下、ホルモンバランスによって夜中起きてしまう(産後の頻回授乳の練習のような感じ)等、徐々に産後の寝れない体勢に向かっているような症状が出てきましたね。
とはいえ産後は本当に寝れませんので、寝れるときに寝ることを強くお勧めします…!私の場合は睡眠の質だけは良かったので、お産が始まる日はなぜか昼寝をせず大変後悔しました…(笑)

いつ生まれてもいい時期”正期産”は37週以降

また、意外と知られていないのが正期産。医学的に37週0日以降生まれた場合は正期産と呼び、逆に36週6日以前に生まれた場合を”早産”と呼びます。早産になるとNICU管理になってしまったり、赤ちゃんが生まれた後の処置が正期産とは異なってしまったり、産院によっては出産することが出来ず総合病院へ搬送されることもあるので、なるべく正期産迄生まれないことが好ましいと言われています。
しかし、妊娠後期はいつ生まれてもおかしくない時期。早産で生まれる人も多くいます。その為、準備だけはしっかり行っておくことを強くお勧めします。
私は37週4日で出産し、正期産ではありましたが出産予定日よりも早かったのでとても驚き焦りました。早産の人はもっとびっくりしたんだろうな…と強く思ったので、妊娠後期に入ったら早めに産後の準備や入院の準備を済ませておくことをお勧めします。

妊娠8か月(28週~31週)

妊婦健診の頻度も2週間に1回に変わり、気付けば妊娠後期。妊娠7カ月の頃から徐々に増えていくマイナートラブルがまたもや増えて自分が妊娠中である自覚も、周りの対応も変わってくる頃でしょう。
仕事をしている人はそろそろ産休に入る頃で、引継ぎ対応などに追われる時期だと思いますが、無理せず仕事は続けて頂きたいところです。
*主な症状は既に記載したので割愛

私の体験談

「案外動けるな」と思ったのが私の印象でした。妊娠後期となるともう体が重くて全然動けないと思っていたのですが、習慣化していたヨガも普通にできましたし、控えなくてはいけないと思っていた外出も問題なくできる体力でした。その為、案外近場には遊びに行っていたと思います。
ただ、31週頃から、あおむけで寝れなくなり、寝苦しくなりました。本来、あおむけ寝は推進されていなかったのですが、私の場合はあおむけでないと寝れない神経質なタイプだったので、しんどくなるまであおむけで寝るぞ~~と思っていました。その限界がこの時期に来ましたね。
横向きに寝ると腰が痛くなったので、私の場合はクッションを酷使して緩やかな斜面を作ってあおむけで寝ていました。生まれる迄この体制に落ち着きましたね。そのままの仰向けよりもダイレクトに重さが来なくなったので、だいぶ楽になって寝れましたが、睡眠の快適さはもうこの時期から減っていくものなんでしょうね…

アーユルヴェーダ的には”オージャス”が不安定な時期

アーユルヴェーダでは、この頃お母さんのオージャスが赤ちゃんに行ったり、自分のところに戻ってきたりして、不安定な時期と言われています。赤ちゃんはまだ自分でオージャスの生成はできませんから、お母さんのオージャスに依存するわけですね。
その為、赤ちゃんにオージャスが渡っている時期はお母さんが元気がなくなり、お母さんにオージャスがある時期は赤ちゃんが元気ないという不思議な時期です。赤ちゃんにオージャスが渡っていない時に出産が被ってしまった場合、死産になってしまうと言われています。ただし無事生まれた場合は母乳からオージャスを受け取ることが出来るので、生存率は上がるそうです。
現代医学でも、この時期の出産は多くの場合助かることが多いので、アーユルヴェーダの考えと同様で面白いなと思ったと共に、オージャスの大切さを感じました。
また、実体験として、確かに8か月は私の体調や気分のアップダウンが激しかった時期でした。オージャスの循環が行われていたんでしょうね。

妊娠9か月(32週~35週)

多くの人が産休に入る妊娠9カ月。週数で言うと32週~35週に相当します。8か月もこれまでよりお腹の大きくなるスピードは速かったと思いますが、妊娠期間中9か月が最も成長スピードが速い体感でした。そのことによる日常生活の負荷も増えます。赤ちゃんがしっかりしてくることにより、胎動もかなり激しく感じ痛いと感じる人もいると思います。

私の体験談

たまたまこの時期にクリスマスと年末年始が被ってしまったので、これまで2~3キロしか増えていなかった体重が、いきなり+4キロ増えた時期でした。(笑)「妊娠後期は息しているだけで太る」なーんていわれることもありますが、確かにそうかもしれない…と思っていました。幸いこれまでの体重増加がそこまで大きくなかったので、あまり気にせず過ごしていましたが、1か月でいきなり増えたのはかなり驚きでした。
また、便秘が酷い時期でしたね。酸化マグネシウム錠がないと固い便になってしまう状態でした。
私生活では仕事もお休みになり時間があったので、自分が1人の内にやりたいことを精いっぱいやっていて楽しかった時期でもありました。

妊娠10か月(36週~40週)

いわゆる”臨月”と言われる時期。出産を待つこの時期は、週数でいうと36週~40週に当たります。既に記載しましたが、臨月でも早産にあたる時期と正期産にあたる時期があるので、正期産に入る37週を境にお勧めの過ごし方も変わってくる時期です。
身体も妊娠期間中最も重たくお腹が大きいので、気持ち的に動きたくないと思うかもしれませんが、むしろこの時期は積極的に動いて産気つけることも安産への一歩になります。

お産までの道のりは人それぞれ

出産が近づいてくると、妊婦健診の内容もこれまでと変わり、お腹の張り度合いを測るNST(ノントレステスト)と、内診によって子宮口の開き具合を確認することがあります。お腹の張りと子宮口の開き具合はお産がどれほど進んでいるかの指標になるので、必ずやるかどうかは産院によりますが、妊婦さんの状況をこれらで確認します。
私の場合、37週の妊婦健診で初めてNSTと子宮口の開き具合を確認しました。張りはなかったものの、子宮口が1~2センチ開いているとのこと!無知だった私は正期産だからこんなものだろと思ったら、子宮口が開き始めている=お産が近いというサインだったそうです!実は予定日まで子宮口が開かない人も多くいるというくらい、子宮口が開きにくいのが現代人だそうです。理由としては運動不足があげられることが多いです。
一昔前の自給自足の生活をしていた時代に比べたら、沢山の便利家電や頭を使って身体を使わず働くことが多い現代人は普通に生活している程度では運動不足になってしまうのも納得ですよね。
その点に関しては、私は毎朝ヨガを40分、晴れていたら30分程度の散歩は必ずしており、家事も普通に行っていたので、動いていた方かと思います。逆に早く出てこないように…と36週はヨガも散歩の距離も控えめにしていたくらいです。結果的に早く出てきましたが…(笑)

私の体験談

お産が早かったため、臨月は1週間半しか経験していないのであまり参考にならないと思いますが、いつお産になるかのドキドキ感は毎日ありましたね。私の産院は36週から出産できる産院だったので、10カ月に入ったところでほっとしたのを覚えています。また、入院中に必要なものや、陣痛中の過ごし方などを入念に考えていました。私は音楽が好きで音で癒されるタイプなので、陣痛中は好きなマントラを聞いて高い波動を浴びながら挑みたい!と思っていたため、マントラプレイリストを作っていました(笑)
心残りとしては、”明日からゆっくりするぞ~!!!”と思っていた日に破水したため、ゆっくりできなかったことですね(笑)産休に入ったら早々にやるべきことを終わらせて、できる限りゆっくりすることを強くお勧めします!

以上になります。3回に渡るマタニティ記録を見てくださった皆様ありがとうございました。特に妊娠後期は産後に書いているので、当時の感覚がうる覚えな感じで書いていますが、妊娠期間は本当に幸福な期間でした。また、産後、赤ちゃんがお腹からいなくなったことで、これまで一心同体だった感覚が夢だったんではないかと思うくらい、貴重なまたとない愛しい時間でした。

そして私が最も伝えたかったことは「妊娠前の生活習慣から影響がある」「備えあれば患いなし」、ということです。今後妊娠を望んでいる方がいるのであれば、今この瞬間から自分の生活習慣に改善点はないか振り返ってみて欲しいですし、できることがあればすぐ実行してほしいです。そして情報化社会だからこそ予備知識が手に入れやすい時代です。知っていることが多ければ、実際にその状況下になった時も冷静に対処できます。妊娠は非常にイレギュラーな期間ですので、自分の為にも事前に知識として蓄えておくことはとても有効だと心から思いました。

必要な人に届いていますように!

Om
Hinako

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