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#本棚をさらし合おう まとめ

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#日記

#本棚をさらし合おう 遅刻の選書

 愛を語ることは苦手なのだけれど、時には、誰かに、聞いてもらいたくなるもので。  初めてその企画を目にしたときに、ぜひ参加をしたいなと、思っていました。  本が好きで、書店で働いて、新しい本が溢れる中で、素敵なものや興味深いものがあって、それよりずっとずっと以前の本を、昔から読みたくて。本がただ好きなだけな、私ですけれど、みなさんの本棚を、のぞいてみたくて。  本当は10月15日に一斉投稿が必要な企画だったのですが、参加してもいいものかと迷いもあり、当日までに記事を用意

#本棚をさらしあおう ~家に本があまりなかった人の本棚~

遅れてしまったけど書いたのでアップします…(あきらとさん主催、#本棚をさらしあおう) 大学を卒業してからというものまともに本が読めていません。 本は幼い時から親が親しませてくれた、身近で自分を作ってくれたものです。しかし、大学で研究室が合わず論文を読むことができなくなったころから、紙に書かれた文字を読むのが少し辛くなりました。 本は新しい考えや知識を与えてくれるよと言われるし、それは重々分かっているつもりだけれど、今は全然読んでません。一方、デジタル画面の文章は短めだから

本棚にお迎えしようか迷ってる

あきらとさん主催で、「本棚をさらし合う」というハッシュタグ企画が開催されている。タイムラインにはいろんな本の紹介がされていて、見ているだけで楽しい。 ただ、そんななかで本棚をさらすのではなく、我が家の本棚にお迎えしていいか、お迎えする覚悟があるか、とここ最近ずうっと悩んでいる本がある。 それは小野不由美さんが書かれている「十二国記」シリーズだ。 お恥ずかしながら、いままで一度も手に取ったことがなかった。タイトルもぼんやりと聞いたことしかなかった。 公式サイトをちらりと

life is in my bookshelf.

うちの本棚には『ノルウェイの森』が4冊ある。 文庫では上下巻なので、2冊ある人は多いと思うが、4冊はなかなかいないだろう。 どういうことかというと、上下巻それぞれ2冊ずつあるというだけで、要するに別々の場所に住んでいた2人が一緒に暮らすようになったとき、それぞれが上下巻持ってきたということ。 *** 蔵書とこれから増えるだろう本を見込んで作ってもらった新しい本棚は、全部の本を並べてもまだ余裕がある。 今までのように2段に並べ、隙間に敷き詰める必要もないから、蔵書がずら

本棚を晒して秋を想うということ

 noteの先輩であり友達のそうまさんから #本棚をさらし合おう という企画を教えてもらって、参加してもいいのかなあと思いつつ参加。企画者はあきらとさん。ぜひチェックしてみてください^_^ あきらとさんのnote  自分の本棚のベストメンバーを考えたときに、僕はこの本たちを挙げたいと思いました。なんでこの本たちに思い入れがあるのかなーと考えたときに、ここ最近の決断のことを思い浮かべたわけです。というわけで、本の話題の前に、近況のことを話したいと思います。  僕、空条浩は

#本棚をさらし合おう としたら、頭にたんこぶつくった話

あきらとさんのこの企画を知りまして。 普段、本棚が本置場、もしくは本積み重ね場、もしくは……と化している私は(ちなみに読み途中やこれから読む本は、居間の自分の座る場所のそばに積んである)、そういえば最近整理もしてないし、まずはためしにと、自室にいきました。 で、まず棚の右隅あたりから、とカメラモードにしたスマホを向けると。 『はじめての麻雀入門』 『仏像の見分け方』 『エゴン・シーレ画集』 ラズウェル細木『酒のほそ道』(コンビニで売ってた安いの) 『吉野弘詩集』 その隣

覗いて行きますか?私の偏愛を。 #本棚をさらし合おう

本も漫画もたくさんあり過ぎたので、一部抜粋にしました。ちょっと後ろがうるさすぎるけど気にしないでください。 この他に自己啓発・学び系な本や、エッセイもあります。心理学の本も好き。今は十二国記シリーズの最新刊が出たのでそちらを読んでいます。少し前なら映画きっかけで読んだダイナーも良かったな。本棚が雪崩を起こしカオスで取り出せないのでこれだけ抜粋。 +++ 私、小説はかなり趣味が偏っていて、文体の好みがあるから作者買いするタイプ。ピエールルメートルがお気に入り。あと貴志祐介

#本棚をさらし合おう【第三回読書ススメ禄】心に響く処方箋たちと、その効能

風が入ってくる。 冷たい秋風は、金木犀の香りを存分に含んでいる。 視線の先では、この間剪定した北海道生まれのライラックが、なぜか人間の扱いにめげずに季節外れの新緑を広げている。 心が歪むとき、私は風の先にある本を開く。 心が痛いとき、私は手が伸びた先にある本を開く。 心が何も感じないとき、私は目を背表紙たちに向ける。 これは、その薬たち。 実のところ、本当の薬よりも人生に響き残る処方箋たちの、その効能について、ちょっと語ってみよう。 ・現実からちょっと離れたい