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クラクフ留学日記〜概観〜

初めに

この記事は、2022年1月に作成した留学記です。
現在は帰国し、日本某所にて潜伏生活を送っております。
ポーランド、そしてクラクフに興味をもつ方の一助となれば幸いです。



Dzień dobry! こんにちは。
私は、昨年9月末から、クラクフのUniwersytet Jagielloński (ヤギェロン大学)で、休学留学(単位認定申請あり)をしています。

クラクフでの留学生活について、小さなことから大きなことまで、こちらに書き連ねていこうと思います。

コロナ禍が続く中での留学生活ということで、それに関して書くべき事柄も沢山ありますが、今回はひとまず、概観をお伝えしたいと思います。


〈クラクフについて〉

クラクフ
https://goo.gl/maps/1gFuCyTozjmBCu689

私が滞在しているクラクフは、「ポーランドの京都」とも言われる古都です。

街中の至る所に歴史的な建造物が残されており、魅力的な博物館や美術館も多く、何ヶ月滞在しても飽きることのない、素敵な街です。

首都ワルシャワと同等の大規模な街なので、必需品の買い物や、他都市との行き来にも不便しません。


〈学校生活・勉強について〉

次に、通っている学校と、そこでの勉強について簡単にお伝えします。

私(達)はUniwersytet Jagiellońskiの中でも、Instytut Glottodydaktyki Polonistycznej(日本語だと「ポーランド語教育研究所」といったところでしょうか)という部門に属する、外国人向けのポーランド語学クラスに通っています。

(ちなみに、私の大学からは、私の他に6人ほどの学生が来ています。)

授業は週5日、一日2コマのポーランド語の授業+必修選択の授業(週に2〜3回)を受けることになっています。ポーランド語の授業は、事前に行われたクラス分けテストの成績によって分けられた小クラス単位で行います。

したがって、参加する授業と時間帯は指定されることになります。良くも悪くも、履修に関して自分の決定に委ねられている部分はかなり少ないです。


上記の事柄がはっきりと知らされたのは、なんと渡航して授業が開始された後のことでした!(この辺りのことは、また改めて書きたいと思っています)


ヤギェロン大学といえば、こちらの建物が有名ですが・・・

ヤギェウォ大学
+48 12 663 11 00
https://goo.gl/maps/zMdQwdL3Zz8Be9mN7

ヤギェロン大学本館(?)


私はそこから徒歩で10分ほど離れたこちらの建物に通っています。↓

Center of Polish Language and Culture in the World
+48 12 663 18 13
https://goo.gl/maps/XjBo1DhsXQeCcEXd9

「ポーランド学科 UJ(ヤギェロン大学の略称)」
校舎の中 美しい階段

かつて国王の居城であった、ヴァヴェル城に隣接しており、このようにお城を眺めながら勉強できます。贅沢ですね。

教室の窓からの景色




そんな教室で行われる授業の内容ですが、大きく3つに分けられています。

l 文法

l コミュニケーション

l 作文

それぞれ担当する先生は異なります。どの先生も、既習の内容をきちんと踏まえた上で一段上の内容が身につくよう、丁寧に授業をしてくださっています。

また、授業で扱う内容は、「ポーランド語能力国家検定」の受検をかなり意識して組まれているようです。


気になるテストはというと、学期中に2回あります。

10月〜1月末まで続く一学期の中で、中間テストは11月中旬、期末テストは1月末に実施されました。

もちろんこのテストも先ほど登場した「ポーランド語能力国家検定」にならっています。

「文法」「リスニング」「読解」「スピーキング」「作文」の5分野に細分化されたテストを、二日間でこなします。
(このテストを受験した話も、いつかは書きたいですね)


さて、この文章は、期末テストが終了した1月末某日深夜に書いています。これから2月末までテスト休暇を過ごし、3月からまた夏学期が始まります。

留学期間はあと半年をとうに切っています。悔いの残らないよう、自らの留学を振り返り、残りの時間を大切に過ごすきっかけとするためにも、この日記をぽちぽちと書き続けてみたいと思います。

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