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奈良時代のスタートアップ感が好きだ

4月からぼちぼち大学に通い始めています。
奈良時代ってスタートアップっぽいよなぁと思ったんです。

スタートアップ企業には100人の壁というものがあり、従業員が100人を超えるあたりで整備しなければいけないことが爆発的に増加するといわれてるらしいです。

私はスタートアップ企業で働いているので、体感としてめちゃくちゃ分かる。

奈良時代もそうで、
日本という国が自立したひとつの国家となるために、骨組みから整えていこうと奮闘した時代。

その一大プロジェクトが律令の施行だったんだろうなと思います。

律令っていうのは、簡単に言えば中国で生まれた法律で、これを日本に馴染むよう作り替え、官僚制をつくり、税金の取り方を決め、刑法を決め、何やかんやしていったわけです。

まさに、仕組み化じゃないですか?

人間を感情や世襲じゃなくて、仕組みや構造で配置していくことは、組織において非常に大切なことですね。
昨日、会社の人事リーダーとその話をしたばっかりで、奈良時代の官僚たちも同じような壁にぶち当たってんだなと思って、時空を超えて握手をしました。

東大寺の大仏建立は、新規事業の立ち上げってとこかしら?

おもろい…

ちなみに日本の律令は、中国の雛形を使ってるので建前的には完璧だったんだけど、中身がぐずぐずで上手く機能させられないまま、平安時代のずぶずぶ藤原氏全盛期に突入してくらしいです。

上手くいってる会社のやり方をそのまま移植しても、弊社で上手くいくとは限らないもんね😉


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