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「新たなる夜明け」となったのか。

Facebookに一足先に速報的に投稿しましたが、太郎さんとDuo初演でした。
お越しくださいました皆様、ありがとうございました。

当日の出かけるギリギリまでかけて書いていた曲は今回できませんでしたが、45分×2セット。とても濃くて、私としては壮大な旅であり、大冒険でした。そして1日たちまして、大きな反省を2つしました。昨日もしてましたけどね。

まず
その①作曲について。
「ギター」の特性を把握しきれていなかったこと。
そしてずっと放置していた自分の作曲の欠点が明るみにでたこと。
新しいジャンルに挑戦したことの理解不足より個人的にはこっちのほうがちょっと考え物だなと思いました。
とはいえ、昨日も初めてのお客様に「オリジナル曲がすごくいいね」とほめていただきました。ありがとうございます。
私はこれからも積極的にオリジナルを書いていくと思います。
欠点は欠点として価値を出していけるように修正するなり質を上げるなり、いずれにしろ頑張ります。

その②"ジャンル"への取り組みについて。
私はこういう人間なので、ブラジル音楽もキューバ音楽も、クラシックでも。呼ばれれば頑張ってやるけど、基本的にアイデンティティはジャズ、特にSwingにあります。とにかく、何が一番拘りかと言われれば、Swingするベースが弾きたいです。一方民族音楽への憧れはあり、そもそも好きなんだと思います。そんなわけでワークショップとか、純粋にその音楽をやってる人のライブにもわりと時間を作って行っています。今回挑戦したのはフォルクローレ。新曲をCarnavalとCuecaで書きました。
細かいことを書くとそれだけでもたぶん本みたいな量になってしまいますが、ライブの前にDiscussionしていた時に太郎さんから

「JazzはOSで民族音楽はソフトなんじゃないか」

と言う話があって、私はそれがすごく興味深くて、今までのもやもやが張れたのと同時に、「まてよ・・・??」ということがありました。
”ジャンル”については結構いろいろと言われつくされていると思うのだし、私は昔から「かっこよければよくねえ?!」という人なのですが、たぶんグルーブとジャンルって実は入れ子関係にあって、そこを紐解かないといけないのかもしれない。と思い始めました。
もちろん”Jazz”にもいろいろあるし、個人的にはSwingにも枝分かれしたグルーブ感がたくさんあると思っています。というわけで、ここも再度勉強です。

というわけで今回のKey Tuneは、この日の為に書いた新曲
「新たなる夜明け」でした。

こんなにたくさん反省することが噴出して「夜明け」どころか長い夜にになってしまったということではなく、自分としては新しく見通しが開けたところも多々ありました。

お忙しい太郎さんに制作面含めてすごくいろいろ手伝っていたいただいて、感謝してもしきれませんが、なんというか、また挑戦していきたいなと思うライブでした。再演できますように。

昨日はこれなくなってしまった人も数人いらっしゃいましたが、ギター・ベースの生徒さんシンガーさん、ケンハモ吹かれる方、、と音楽をちゃんと聞いてくれる方が集まってくださって、客席の集中力もとても高く、純度が高い挑戦にも心置きなく取り組めました。

お客様、滝口さん、太郎さん、ありがとうございました。


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