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ターニングポイント・2020年の仕事を振り返る

私の仕事はイラストレーターです、と長年名乗ってきました。その通りにイラストの仕事は書籍や雑誌を中心に、NHKテレビ番組から新聞小説、自治体の冊子、広告系など様々なお仕事を担当。

しかし、このnoteのプロフィールにあるように
「基本イラストレーター、文も漫画も描く。最終的には何屋さんかわからなくなるのが理想
というのが私の希望。ありがたいことに今年は「ちょっと何屋さんかよくわからないんですけど」と言われそうな気配が漂ってきました。

それには新刊『ナゴヤ愛 地元民も知らないスゴイ魅力』(秀和システム)を出版したことが大きいと思います。この本で私は本文・漫画・イラストを担当しました。

その前後からイラスト以外に、文章の仕事の比重が増えて来ています。今後、文章が仕事の中心になりそうな予感。今年はそんなターニングポイントとなった1年でした。そんな1年の仕事について振り返りたいと思います。


冊子「ハッピーに暮らすためのおうちのお仕事シェアNOTE」(愛知県)

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今年最初のイラストのお仕事(実際描いたのは去年)は愛知県福祉局子育て支援課制作の小冊子「ハッピーに暮らすためのおうちのお仕事シェアNOTE」。監修は放送作家の野々村友紀子さん。

2月のイベント『ハッピーママフェスタ』がコロナで中止になって残念でしたが、この冊子は愛知県内の市町村役場に置いてあり、無料でもらえます。
野々村さんの「料理という家事は1個じゃなくてその中に100個の家事があるんやで」みたいな持論が満載で冊子読むだけで楽しい。これを自県の子育て冊子に取り入れようと思った愛知県子育て支援課の方々、ナイスだわ!

ところで、我が家は「料理」「洗濯」などは私がやることが多いので一見私一人で家事をやってるように見える。
でも野々村さんいうところの「名もなき家事」である「トイレットペーパーや洗剤のストックの買い出し」「ペーパーや洗剤が無くなったら補充」「洗濯槽の掃除」「排水溝を漂白剤できれいにする」などはいつの間にかオットがやってくれている。野々村さんに叱られる!チコちゃんにも叱られそうだけど。

私は愛知県とはご縁があって、県のお仕事は2014年の愛知県教育振興会に続いて2度目。でも名古屋市のお仕事はまだ一度もない。オットでカメラマンの宮田名古屋市愛知県だけでなく、国(経済産業省)の仕事もしているのに(笑)(考えてみると、宮田、けっこうやるな(笑))

ナゴヤ本(愛知本だけど)も出したことなので、名古屋市のお仕事お待ちしております(笑)


中日新聞夕刊『ほんの裏ばなし』コラム執筆(中日新聞社)

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初の大手メディアでの記名記事執筆!うれしかったです。
新刊『ナゴヤ愛』に関して、市民版『みんなの本』に書評を掲載いただいたのに続き、コラム執筆のご依頼をいただきました。

このコラムがきっかけで、なんと来春より某広報誌にてコラムの連載が決定。原稿をご依頼くださった記者Sさまに感謝です。


動画『みんなの教科書 ナゴヤ・アーティスト・エイド篇』イラスト(The Shadow)

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なんとこのお仕事のきっかけはこのnote。noteでお知り合いになったShodow代表・加藤哲さまからのご依頼。
コロナで困窮するアーティスト救済のための支援イベント「ナゴヤ・アーティスト・エイド」出品作品です。ナゴヤの名所がたくさん出てきます。

今年は「ザ・ナゴヤ」な1年でした。


クラフトマーケット参加・イラスト販売&ブログ開設(Marchel by goo・NTTレゾナント)

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ある方にお誘いを受けてクラフトマーケットに参加しました。
自分は商業イラストレーターだし、原画が売れるタイプではないと最初は躊躇したのですが、意外にも無事に売れて、ホッとしました。
需要があることはありがたいです。ちなみにはがきサイズで12,000円でした。


【連載】NHK Eテレ『すイエんサー』2020・タイトルイラスト(NHKエデュケーショナル)

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2014年秋から担当して7年目に突入しました。

6年の間にMCが2度交代、プロデューサーも3代目になられ、担当デスクに至っては、2020年夏から4代目となりフレッシュな1年でした。
コロナで収録が遅れに遅れ、普段依頼のない夏にドカッと依頼が来てしまい、本の執筆と重なりそうになってピンチ!でしたが、何とか乗り切れてホッ。いろいろ無理を聞いていただき、スタッフの皆様には感謝です。


著書『ナゴヤ愛 地元民も知らないスゴイ魅力』本文&漫画&イラスト(秀和システム)

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私の書籍として通算3冊目、共著としては2冊目の書籍となります。
今の自分の思いのたけや書けることを全部詰め込んだ渾身の一冊。
お陰さまで好評をいただいております。

名古屋の書店では大きく扱っていただき、丸善名古屋本店で実用書ランキング2位、らくだ書店でランキング1位など健闘。

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この本の出版に関するお話については、これからもいろいろ書いていきたいと思っています。ここまで長々とお読みくださり、ありがとうございました!

共著者でカメラマンの宮田雄平の本に関する記事です。

ご購入はこちらから!

ここまで来て、まだ今年は断然イラストのお仕事が多いのですが、来年以降はこの比率が変わってくると思います。来年末はどんな総括記事を書いているのかな。それが楽しみで仕方がない2020年末。

まだまだ新しい挑戦を続けていきます!

長々と記事を読んでくださった皆様、本当にありがとうございました!
来年はもう少し更新頻度を上げられるよう頑張ります!

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