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"教科書"というより"参考書"|『自己肯定感の教科書』を読んで

はじめまして、緋那です。

「人生しんどい…」みたいなことについて調べると、
「自己肯定感」というワードが結構出てきます。

その辺については調べ始めて1ヶ月以上かな?

ネットサーフィンである程度知識はあるけど、
体系的にちゃんと知りたいなと思って読みました『自己肯定感の教科書』


1、読了直後の率直な感想

「"教科書"よりも"参考書"かな」

"教科書"と言うにはは出題が多くて、
こういうときこうやるんだよ〜みたいな例示もあって

"問題集"と言うには
「そもそも自己肯定感ってこういうものだよ」みたいな説明もあって、

うーん、"参考書"の方が近いかな…

ということで。

ただ、
こんな風に分析的に見てる時点でそんなに感動はなかったよね
というのが率直なところ。

まぁ教科書や参考書に感動を求めるのも間違っている気がするかな…

2、心に響いた言葉

「一度決めたことなのに、本当にこれでいいのかなと悩むことがある」(P.35 自己肯定感チェックシートより)

それ!めっちゃ今困ってるの!
あー、これも自己肯定感の一種なのね… と。

冷静に考えれば自分の決断に自信を持てない、なんて
自己肯定感のせいに違いないのだけれど、これは読むまで気づかなかった…

「八風吹けども動ぜず、天辺の月」(P.90より)

こういう風が吹いたらいいなと思う煩悩4つ「四順」と
こういう風は吹かないでくれと思う煩悩4つ「四違」を合わせて八風。

こうした風に吹かれても、
空に浮かぶ月のように動じない心を持ちましょう、という言葉だそうです。

八風の内容を暗記するのはなかなか難しそうだけど、
単純に言葉がかっこいいので、心に留めておきたい言葉だなと(ミーハー)

3、読んでどうなる?

参考書を1度読んでも勉強ができるようにならないのと同様、
この本も「読んでどうなる」じゃなくて、「実践して良くなる」本

ただ、それがめっちゃ多い…

10秒〜5分くらいでやってみよう!なものだけでも24個
じっくり時間をかけて取り組んでみよう!なものが12個

これ、全部できる人は多分そもそも悩んでない…

著者さんとしては、
「自分に合ったものを1つでも2つでもやってみて!」
というつもりなのだろうけれど、

自己肯定感低い人は
「こんなにたくさんあるのに1つ2つしかできない自分なんて…」
って思いそう…

とりあえずゆるゆる1個1個やってみて、
その感想はnoteの続編かTwitterで報告していきます(多分)

4、どんな人にオススメしたい?

「今の自分を変えたいけど、どうしたらいい?」に提案をくれる本なので

今に息苦しさを感じていて
その源が「自己肯定感にある」って気づいていない人、
そして行動を変える気がある人にオススメ。

「〜〜の話聞いてると、多分それ自己肯定感のせいな気がする…
 この本にあること1個2個実践してみると楽になると思うから読んでみなよ
 読んでみて、『これ自分とは違うな』ってなったらごめんw」

みたいな。

逆にオススメできないのは
単に今ツラい…って愚痴を言いたいだけの人とか
行動を起こす気力がどうしても出てこない人(鬱の人とか)。

特に行動を起こしたくても起こせない人が読むと、
追い詰められてる気分になったり、
「それができたら苦労しないんだよ」ってなったりそう…

ということで、長文にお付き合いいただきありがとうございました。
少しでもあなたのお役に立てていれば幸いです。

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