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女が「性的搾取」と感じるメカニズム

フェミニストが胸やお尻を強調したイラスト・写真を叩くのは、女性を性的に描いたイラストやグラビアアイドルの写真は、女性の尊厳を踏みにじっているかららしいです。

これを聞いて、おそらく男性の大半は「?」となります。


この女性特有の「他の女がエロを売ってるのが嫌」という感覚のメカニズムについてわかりやすく解説します。




「女は価値の高い生き物」という前提


まず大前提として、女性の多くは

女の身体 = 価値が高いもの = 安売りしてはいけない

という考えがあります。


男にとって種はばらまけばばらまくほどいいですが、女は種を際限なく受け入れても、出産できる回数には限りがありますし。心身ともに疲弊していきます。

だからできるだけ良い種を取捨選択するように男を見定め、ギリギリまで女の性的な部分は隠し、どうでもいい男は寄ってこないように工夫します。自分の価値をできるだけ釣り上げて、良い男や高い報酬を得るのが、女性の原始的な生き方です。


女を安売りすることは、価値の損失

そんな中、性を安く提供する女がいたらどうでしょうか?

まず第一に性の価値が下がります。ましてや安売りの対象が、本来女性と話すことさえ叶わない弱者男性のキモ男であれば、どうでしょうか? 本当なら淘汰され虐げられ、自分等の視界から消えるはずだった弱男にまで、「女の良さ」が知れ渡ってしまいます。

そうなれば、優秀な男性だけでなくキモ男からも、下心を向けられるため、女性にとっては良い迷惑となります。いわゆる「負の性欲」が満たされない状態になります。


だから、男によって女性が性的に暴行を受けることは当然、女性が自ら性を安売りすることすらも、女性は嫌悪感を感じるのです。


弱男から金を巻き上げるパパ活はOK

一方で、性を安売りしても許されているパパ活女性がいますが、これはなぜ許されているのかというと「金」という対価を得ているからです。

「弱男が女の価値を得たいなら、代わり金を渡すべき」ということです。そうすれば、女の価値は下がっても金を得ることができるので、お金にがめつい女からすれば「安売り」にはなりません。だから許されています。


無断で女性の価値を安売りする「萌え絵」の存在

一方、萌え絵の場合は生身の女性ではありません。

それゆえに無尽蔵に美少女が量産され、女性の価値がほとんど無料で弱男に提供され続けます。ついでに言うと、絵は男でも描けるため、余計に「女の専売特許」が土足で踏み荒らされているように感じます。

これがフェミニストの言う「女性の尊厳(価値)が破壊されている」という主張の源です。


ぶっちゃけフェミニスト女性の多くは、別に男にモテたいとは思っておらず、むしろ「男から金を巻き上げるため・注目され承認欲求を満たすために女の性を利用したい」と思っているので、モテではなく「金と承認欲求」のために描かれる萌えイラストは、むしろ生身の女性よりヘイトを集めている可能性はあります。

これがフェミニスト女性が萌え絵を嫌う理由です。


男は男を「価値のある生き物」と思ってない

しかしここまで説明しても、やはり男には理解されがたい感覚です。

それはなぜかというと、男は男の性を価値があるものと感じていないからです。


フェミニストのミラーリングがことごとく不発に終わるのはこれが理由で、エロいポーズを取った男の写真やイラストを例に上げて「こんなのが街に溢れてたら嫌でしょ!?」と言われても、男は元から男の価値をそのへんの石ころくらいのものだと考えているので、それが安売りされていたところで「男の専売特許が荒らされている」とは思いません。

だから男には「性的搾取」という感覚がピンとこないわけです。


男女ですれ違いが起きるのは「自身の性別」に対する価値観が違うから

ちなみに、女性は性的搾取以外でも、「女の尊厳を傷つける行為」に敏感です。

女を馬鹿にした広告や、女を物理的に殴ったり傷つける作品に対しても炎上しがちですが、これも「女の価値は高いもの」という前提があるからです。


逆に男は男を石ころ同然の価値だと思っているので、男が虐げられている現状について中々声を上げません。自分の番になって、ようやく周りと連携し始めるくらいで、少なくとも実害のないフィクションに関しては無関心な男が大半です。

石ころが蹴飛ばされ投げられ粉々に砕かれようと、「いや、別にそれ石ころだし、石ころに人権とかないし」というのが、多くの男の共通認識です。


ただ、ようやく最近男女平等が進み、男も男の人権に敏感にはなってきました。それでも女の自殺率に対して男の自殺率はノータッチだったりするので、まだまだ社会が変わるのは遠いでしょうが。


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