見出し画像

若者は別にKPOPだけが好きなわけじゃない

最近テレビのKPOPゴリ押しが過ぎるんじゃないかと、しきりに騒がれています。自分は韓流嫌いではないけれど、前に紅白も韓流多すぎと批判がありましたね。


なぜそんな韓流をゴリ押しするんだ。メディアの陰謀じゃないか、あるいは韓流は実際にウケてて批判の声こそ時代遅れなんだと、色々言われてますが。

自分は、言うほど若者にKPOPはウケてないと思ってます。いやウケてはいますが、「KPOPだから好き」という認識が間違ってると思ってます。


「韓流だから」好きなわけじゃない

確かにKPOPも人気ではあります。でも、テレビ業界のおじさんたちが勘違いしているのは「韓流なら何でも良い」と思っているところです。


若者はそこまで馬鹿ではなく、実際はKPOPもJPOPもアニソンも「良い曲は良い」「どうでもいい曲はどうでもいい」という人が大半です。

その証拠に、spotifyやLINEmusicなどの音楽系サブスクのランキングを見ると、上位全てがKPOPで埋まっていることはまずないです。

今だとMrs. GREEN APPLEなんかが人気で、結局韓流だろうと日本人アーティストだろうと、良い曲は評価されるし流行ります。


これが若者の実際の感覚です。

だから若者文化では韓流が流行ることもあればアニソンが流行ることもあるんです。


「韓流ならいける」というテレビ業界の勘違い

ここを、テレビ業界のおじさんプロデューサー達は勘違いしています。


「若者はみんな韓流に夢中なんだ」「韓流さえだせば視聴率が取れるはずなんだ」

昔、日本人みんながテレビを見て、テレビが放送したものにみんなが夢中になっていた時代に取り残された人たちが、「若者は単純」という妄想に取りつかれ、結果、韓流ゴリ押しに走っている。


ただでさえ、高齢化で視聴率が落ちてる今、若者の獲得には必死でしょうが、そこのズレが原因で誤った戦略になってしまっているわけです。

これが、韓流ゴリ押しの実態です。

しかし前述の通り、若者は韓流が好きなのではなく「良い曲」「流行っているもの」が好きなんです。そして言うまでもなく、今や流行りを作るのはテレビではなくネットです。


テレビ局にもプライドがあるのかも

ただ、彼らもネットの後追いになるのは嫌なのかもしれませんね。

それをやってしまったら、それこそ劣化youtubeになりかねません。だから必死に若者の気持ちを先回りして読み、トレンドの最先端を行こうとするのですが、やはりズレていますね。


あと、よく陰謀論で言われてる「テレビ業界に韓国人が入り込んでいる」という話。個人的にはそれはないような気はしますが、何かしら裏のやり取りがあることは否定できませんね。

お金じゃなくても、韓国は国家事業として韓流ブームを進めているわけですから、やはりアイドルたちも気合も媚び方も全然違います。ぶっちゃけ日本のアーティストはもはやyoutubeでも活動自体はできますから、そんなにテレビ業界に忖度しなくても生きていけます。

そうなるとテレビ局のおじさんからすれば、日本アーティストよりも韓流アイドルを可愛がってしまうのは、ありえない話ではないかもしれません。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?