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みんなでつくるコミュニティとしての読書会を目指す。6月の読書会の振り返り。


読書会を開催しました

読書会の内容紹介


6月8日(土)に、東京都は世田谷区にある地域交流の場であるタタタハウスで、読書会を開催しました。

読書会の運営は毎回緊張しますね。

今回は参加者が8名でした。その内新規の方が4名で、どなたもインターネット上の情報を元に来てくれました。なんとこのnoteを見て来てくださった方も! ありがたいことです。その方もnoteをやっているようで、私の方からも読ませてもらっています。

会の内容は、持ちより式の読書会でした。持ちより式とは、参加者各自が自身の興味関心がある本を1~3冊持ってきて、それを紹介し合う会のことです。

下記は、参加者が持ってきた本を1つの場所にまとめた本の集合写真です。

本の集合写真!

今回の本紹介のハイライトになったのは『子どものための哲学対話』でした。

普段よく使っている言葉でも、よくよく考えてみると、違って見えると哲学の考え方に触れるきっかけになりました。

おやまだい部のご紹介


この読書会はおやまだい部の1つとして活動しています。

おやまだい部とは、世田谷区尾山台のまちに展開しているみんな(大人も子どもも)の部活動の総称です。

おやまだい部には、読書会の他に映画部、映画部・ランニング部・ボドゲ部・飲みもめ部・美術部・パンカフェ部・ボランティア部があります。

(こう並べてみるとけっこう多いですね……!)

主に、タタタハウスで開催されています。

おやまだい部には、全体の部長もいます。
まだいさんです。

サングラスをかけているまだいさん。
日程の近いイベントを教えてくれる。
タタタハウスの軒先にて。

サングラスをかけ、部長としての威厳を保っていますね。

このまだいさんは、おやまだい部の広報活動としてデザイン会社にお願いしたところ生まれたキャラクターです。

これからのおやまだい部の活動にもご期待ください。

今回の読書会で気をつけたこと

実は毎回悩みながら、読書会を開催していました。というのも、私が開催している読書会は面白くないのではないかと思っていました。たとえば、ぐっと心に来るポイントがないのではと。

だから、細かくルールややることを決めるのがいいのかなと考えました。

しかし、おやまだい部の映画部の部長であるみきゆーこさんにそのことをあるとき相談したところ、素敵な答えが出てきました。

「場にゆだねたら、いいんじゃないかな」

おお! たしかに。

この話は、最近読んでいた本とリンクしました。

読んでて、よかった。そもそもみきゆーこさんは東京都市大学の大学院で研究をしています。担当教授の専門がウェルビーイングとコミュニティマネジメントで、私の興味分野と重なり、たった一言のアドバイスでも背景も含め理解することができました。よかった! コミュニティ関係の人にもオススメです。

以上により、力まず運営できました。自分自身が頑張って場を運営しようとするのではなく、参加者にリードしてもらう方法です。

参加者も楽しんでくれたようで、自然に盛り上がることができました。余計なことはしない方が良いという教訓ですね……汗。

反省点

反省点としては、1人で運営していることですね。当日は私が設営準備、受付、進行、ご飯会とたった1人でやってしまいました。参加者も8名とそれほど多くない人数だったため、1人でもできるかなと思っていましたが、けっこう体力を使ってしまった感じがありますね。

端的に言うと、疲れてしまいました。

なので、次回開催されるときには協力者を募ろうと思いました。あんまり1人で頑張り過ぎると続かない恐れもありますしね。

まとめと次回の予告

今回の読書会は、うまく行き過ぎた会でした。新しい世界に入れましたね。読書会後のごはん会にも数名参加してくれて楽しめました。

次回は、8月17日(土)15時~17時、タタタハウスで開催します。

次回の読書会は、いつもと違い課題本式です。課題本式とは、課題の本を提示し、それを読んできて、感想を聞き合います。

課題本は、こちら。

夏葉社から出版されている『本屋で待つ』です。
この本は、以前コミュニティスペースを作る学校で教えてもらった本です。

教えてもらったきっかけは、書店だけでなくいろんな事業を共に運営している、つまり多角化経営の書店を題材にしているという点でした。

だから、この本を読んでみて、こんなにも心に刺さる本だとは思いませんでした。

ここ1年の中で、一番私の心を揺らしたこの本が課題本としてふさわしい。

読んできたみなさんと、感想を共有できる時間を楽しみにしています。

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