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蕾がひらく頃 <考えるパンKOPPEができるまで>

※この記事は、富山県氷見市IJU応援センター・みらいエンジンで連載中の<考えるパンKOPPEができるまで>の記事をnoteにてマガジン化したものです※

掲載日:2020年3月19日

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皆さんこんにちは!写真家の北条です。

2020年が始まった!と思えば、月日が過ぎ去るスピードはとても早く、カレンダーを見ると、3月も終盤に差し掛かっていることに驚かされます。

道端の草木は花びらを覗かせ、小鳥の鳴き声も聞こえてきて、いよいよ春がやってきたと実感する瞬間が少しずつ増えてきました。この冬と春が行ったり来たりして、日常に彩りが戻るつつある季節は、心が踊りワクワクします。

しかしながら、2020年の季節はいつも通りには進まず、今世界中が置かれている状況を顧みると、冬のような日々が続きそうな気がして重苦しい心境になりそうです。

それでも、街が明るくなる話題や心が安らぐ風景を、お届け出来たら良いなと想い、筆を執っている次第です。

さて今回の記事では、絶賛連載中<考えるパンKOPPEができるまで>の第三弾をお送りします!

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<過去の連載記事>

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本題へ行く前に、ふるさとワーキングホリデーで氷見市に滞在された田矢さんの記事でも紹介されたように、いよいよ『考えるパンKOPPE』のプレオープンが決定しました!

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<考えるパンKOPPE店舗・プレオープン>

住所・富山県氷見市中央町9-10

日時・3/21 (土) 10:00〜17:00

ー 販売はパンと焼き菓子及びグッズ販売で、イートインスペースを含めたグランドオープンは、5月初旬を予定されているとのこと。 ー

プレオープンなどのイベント情報は、『考えるパンKOPPE』の公式SNSページからご覧下さい。

<Facebook>

<Instagram>

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待ち遠しかったお店のスタートに先立ち、ここからは筆者が写した日常風景より、『考えるパンKOPPE』2020年の歩みをお届けして行きたいと思います。

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<建築家・能作文徳さんと珪藻土塗りワークショップ>

2020年2月11日。店舗設計を担当されている建築家・能作文徳さんが氷見市へ来られ、勤められている大学の学生さんと一緒に珪藻土塗りのワークショップが行われました。

時間の都合上、筆者自身は、珪藻土塗り作業をご一緒することは出来ませんでしたが、ほんの少しの間だけ皆さんとのお時間を共有させて頂きました。

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能作文徳さん

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珪藻土塗りワークショップに参加された皆さんと集合写真

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氷見から新高岡駅へ。新幹線で帰京するの皆さんをお見送り

そして、”カキノ”さんの看板もこれで見納め。ワークショップの数日後には、あの慣れ親しんだ看板は下され、この街の新しい表情がお目見えしました。次に、皆さんが再び氷見の街中へ来られる頃には、『考えるパンKOPPE』の佇まいが、街の様相に馴染んでいることと思います。

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写真提供・考えるパンKOPPE

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ここからは、2020年の年始めから前述2月11日までの軌跡を、ご覧下さい。

<2020年1月2日時点の店舗>

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<2020年1月26日時点の店舗>

工事が進むにつれて、内装が出来上がっていくと共に”モノたち”も集まって来ました。

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<2020年2月11日時点の店舗>

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『考えるパンKOPPE』のロゴデザインは、グラフィックデザイナーの高森崇史さんが担当されました。

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ここ数ヶ月の間、街を歩きながらお店へ近づいていくにつれて、ひみ里山杉の心安らぐ香りを感じる瞬間が、筆者はとても好きでした。そこに、パンやコーヒーなど、あの心地よい香りも加わると、街中を歩くのがまた楽しくなりそうです。是非、読者の皆さんもこの感覚を味わって欲しいと思います!

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蕾がひらく頃。

新しい季節。

刻一刻と変化する世の中で、期待と不安が交じり合い、最後の一歩を踏み出す勇気が出なくなりそうな感覚になります。

それでも、積み重ねてきた時間想いは決して空虚ではなく、あなたの背中を押してくれる手助けになることでしょう。

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笑顔で街中を歩く光景が、もっと沢山に見られる日常が戻ると信じて。

新しい季節の訪れを一緒に待ちましょう。

文・写真:北条巧磨

いつも応援いただきありがとうございます❗️