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姫島の野山は春爛漫です。

散歩で見つけた花♪です。
イヌフグリ。
山桜?
アケビの花。
あとは???です

 草花の画像を添付したメールが、スーさんからきた。

イヌフグリ

↑まず、最初の画像「イヌフグリ」から。この名前、聞いたことあるような。
「犬のふぐり」だから、ふぐりは漢字で書けば「陰嚢」、つまりこの花の名前は「犬の○○○○」という意味になる。可憐な花なのに大胆な名前がついている。
 ネットで調べると、果実の形状が雄犬の陰嚢に似ていることから、戦前にそう呼ばれていたとか。なんか、冗談でつけたら、その名前が浸透したっていう感じだ。花はキレイなのに、気の毒な気がする。

山桜

山桜2

↑次はヤマザクラ。バラ科・サクラ属の植物で、日本の野生の桜の代表的な種類だとか。
 花言葉は「あなたに微笑む」「純潔」「高尚」など。開花時期は3~4月で、周りの木々の緑が薄いなかで、ひときわ目立つ満開のヤマザクラは、秋の豊作を告げる予兆だと考えられていた。それだけに、見ている人は微笑みを投げかけられているような気持ちになったのだろうか。

アケビの花

アケビの花2

↑そしてアケビの花。アケビの名前の由来は、果実が熟して口を開く様子が「あくび」に似ているところからアケビになった説が有名。アケビの花言葉は、「才能」「唯一の恋」など。
 アケビは雌雄異花の植物で、雌花と雄花がある。スーさんが撮影した画像を見ると、花の大きいほうが雌花で、それに従うように咲いている小さい花が雄花らしい。とすると、女性一人に男性多数が求婚しているさまに見え、花言葉の「唯一の恋」には、ふさわしくないような気もするのだが??
 女性にとっては理想の恋の形なのかな。

クサイチゴ(草苺)

クサイチゴ(草苺)2

↑スーさんが???を3つもつけている画像の一つは、すぐわかった。これはもう、いちごの花でしょう。
 調べると「クサイチゴ」だった。クサイチゴは野イチゴのなかでもポピュラーな種類で、日当たりのいい草地や登山道などで比較的よく見かけられる。
 背丈が20~50センチ程度と低く、枝葉も草木のような質感のためクサイチゴと呼ばれているが、落葉小低木の分類だとか。
 大きく丸く熟した果実は、とても甘く美味しい。スーさんもきっと食べた経験があるはず。

ムラサキケマン2メイン

ムラサキケマン

↑スーさんが???を3つもつけている画像のもうひとつは、ムラサキケマン(紫華鬘)のようだ。似たような花がいっぱいあって断言できない。
 日本全土のやや湿ったところに生えるらしい。高さ20~50cmで、傷つけるとやや悪臭がある。
 姫島では、草や樹木が花をつけ、春爛漫なんですね。ウイルスの影響で、人の集まる場所は避けたいが、近所を散策するにはぴったりの時期。私も屋外に出て、春の草花を探索しよう。

大分県姫島からの離島の収穫便りです。サポートよろしくお願いします。