とても美味しそうなビスケットの画像……違うの??
「母が海から拾ってきた『タコノマクラ』です(^-^)
先週、母が海にいった時に、『可愛いかったから♪』と、拾ってきました(^∇^)♪
多分、ウニの種類だと思います。私は最近あんまり見かけなかったのですが、母はいっぱい見つけたみたいです♪
確かに可愛いかも(^∇^)♪」
5月6日、スーさんが画像を添付したメールを送信してきた。怒涛の4回連続投稿!! 1カ月のブランクを取り返すかのような勢いで、スーさんから画像が送信されてくる。整理している叔父としては、焦り気味だ。
私も海岸で子どもの頃、タコノマクラをよく見かけたが、名前までは知らず、ヒトデの一種だと思っていた。
大きさは10cmほどで、大きなものでも手のひらに乗るくらいのサイズ。タコノマクラは英語名では”sea biscuits”(海のビスケット)と呼ばれ、ビスケットのような平べったい形状をしている。色といい形といい、ビスケットとして勧められたら食べてしまいそう。
ところが、表面に触れてみると、固くてすべすべした感触。
ウニの仲間だが、ウニと違って食べるところがほとんどないとか。背には花びらのような模様がある。この花紋は単なる殻の模様ではなく、呼吸を助けるための装置になるとか。浅海の砂泥中に生息し、口は腹面側の中央にあり、砂泥の中の有機物を食物としている。
名前の由来は「タコが昼寝してそうな形だったから」「タコが隠れるのに使っていたから」などとタコ絡みでいくつかあるが詳しいことはわかっていない。
今、思いついたのだが、「タコノマクラせんべい」をつくって、姫島の名産品として発売したら売れるかも。
※タコノマクラに似た仲間として、ハスノハカシパン、ヨツアナカシパン、 ミナミヨツアナカシパンなどがいる。今回、スーさんから送られてきた画像に、タコノマクラ以外のものも混じっていそうなのだが、調べてみても、違いがよくわからない。間違っていたら、お詫びします。
大分県姫島からの離島の収穫便りです。サポートよろしくお願いします。