俳優育成WSを通して、見つけてもらい応援してもらいたい。その上で、未来の礎を築きたい。
「良いものは誰かが評価してくれる」なんてあり得ない
「良いものを作っていれば、誰かが評価してくれて売れるようになる」という言葉を聞いたことがありますが、良いものはうるさいほどアピールしてやっと知ってもらえるレベル。
『Makuake式「売れる」の新法則』では、素晴らしい技術を持った、多くの人から見て良いものを作っている中小企業が倒産寸前、でもMakuakemでクラウドファウンディングを行い認知してもらい、応援されながら新しい商品を生み出す過程が紹介されています。
長い時間受け継がれ磨かれた技術でさえ、知ってもらおうと努力し広報を行い熱い思いを伝えないといけない。「良いものを作っていれば、誰かが評価してくれて売れるようになる」は、少なくとも令和にはあり得ないのでは?現代は嗜好も多種多様化している上に最低限の生活がほぼできているから、一概に「みんなが欲しいもの」がないということもあるのかもしれない。
では、演劇はどうだろう。
同じ土俵に上げるのは違うな、とは思うけど、長い時間をかけて受け継がれた技術も、「良い」と言ってくれる方もいる状況。ただ、それが可視化しにくいという側面もあると思うんです。
『Makuake式「売れる」の新法則』で、「ストーリーや想いを伝えることの大切さ」が書かれていました。ここでいうストーリーは、なぜこのようなモノやサービスを作るのか、作ろうと思った背景などが素直な言葉で語られて、心に結構響いてきます。
演劇にも、これがもっと必要なのではないか?
「自分がこれをやる必要がある」と思える演劇を作る想いとストーリー。これをもっと伝えたいと思った。きっと、言葉になってないだけで多くの演劇人(観客を含む)に想いとストーリーがあるのではないか、と思うんです。
舞台に関わる人の「想い」が渦巻くように
上記の記事は、インターン時代から今までco-baでお世話になっているグミさんのnote。サバイバルオーディションについて書かれています。
私もちょっと調べてみたのだけれど、ファンの力がダイレクトに票数に反映されて、直接的にデビューまでの応援ができる。(間違ってたらすみません)その過程も素敵で、努力や悔しさ、喜びなんかがあったり、明らかに成長していたり試練を乗り越えていったり……。
その上での舞台パフォーマンス。舞台だけで魅せられたら素敵だけど、裏側を知ったステージがあってもいいんじゃないか。というか、裏側を知っているのに舞台を観ている間は裏側のことなんて忘れてしまう舞台が作れたら最高じゃないか、と思ったんです。
なので、やっちゃいます。
投票して役が決まる、とかではないのだけれど
どんどん成長しつつ泣きも笑いも知った上で、舞台として成立するようなワークショップ!!!
このワークショップは、月額19800円という結構役者にとっては厳しいかな?と思うのですが、かなりのリターンはあるものになってます。
講師はテディくまださん。200人以上の俳優を輩出されている方で、「数年後に舞台で活躍できる役者を育てたい」と舞台裏の講師に応募してくださいました。いや、実績がすごいんですわ、本当に。
養成所に入らず、このレベルの方に教わるのって結構難しいんじゃ……?
舞台裏はYoutubeとか記事とかブログを運営します。多分メインはYoutube。このワークショップは参加するためにオーディションがなく、「やるぜ!!!」という気持ちがあれば参加可能です。一応若手向けなので30代くらいまでを募集目安にしていますが、どうしても受けたいんじゃ!!!という方はご連絡ください。
ベースをサバイバルオーディションにしていて、実際には役を落とされたりすることはないのだけれど人気が出ると露出は増えると思います。
「実力をつける」というのがメインのワークショップですので、その辺も加味しつつ舞台裏が参加者を積極的に広報します。
あと、舞台のチケットノルマはありません。バックは検討中。月謝ポッキリで舞台までいけます。衣装は持ってるものは貸してもらうかしれないけれど、新たに買う場合の負担はありません。
このコロナで、思うように活動できない期間が長くありました。そしてもうしばらくは続くでしょう。
「良いもの作っていれば誰かに評価してもらえる」でも
「舞台できないから」でもなく
自分のストーリーと想いを伝え、実力を身につけて
また気兼ねなくお芝居ができるようになった時新たなステージに進みませんか?
いただいたお金は!!!全て舞台裏のためのお金にします!!!!殺人鬼もびっくり☆真っ赤っかな帳簿からの脱却を目指して……!!!